【アニメキャラの魅力】頭良し!運動神経良し!家柄良し!パーフェクト優等生「有馬総一郎」の魅力『彼氏彼女の事情』

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(C)津田雅美・白泉社

 作品のタイトルである『彼氏彼女の事情』の彼氏の方、それが今回ご紹介する「有馬総一郎」です。彼は、成績優秀、美形、人当たりも良いという、天から二物も三物も与えられたスーパー高校生です。表向きは笑顔しか見せない総一郎くん。彼に隠された秘密・魅力について紹介していきます!


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■全てにおいてパーフェクト!その理由は・・・

 県内トップの進学校に首席合格し、新入生総代を務める程の優秀な成績。7才から始めた剣道は全国優勝するレベル。教師やクラスメートだけでなく、部活メンバーからの信頼も厚く、とにかく皆の人気者です。加えて、家は総合病院を経営する父と、日本画家の娘である母という由緒あるお家柄。誰もが一目置く総一郎くんですが、優等生になったのは、育ててくれた親のため・・・なのです。

 そもそも総一郎くんの父・怜司は、素行不良で借金をして海外に行ってしまうようないわば放蕩息子。医者一族の有馬家において、愛人の子であり素行も悪い怜司の存在は一族の恥であり、その息子である総一郎くんも見下されてきたのです。だからこそ、そんな事情の子を引き取って、実子のように育ててくれた現在の両親を「悲しませたくない」「いい子でいなければ」という思いから、彼は本心を隠して生きてきました。しかし、そんな鉄壁の仮面は、雪野と出会ったことによって少しずつ剥がされていくことになります。徐々に人間らしくなっていく総一郎君の姿は、見ていてとっても魅力的なのです。

■刑事マニア

 生家が医者ということで、半ば義務のように医者の道に進もうとしていた総一郎君ですが、実は刑事マニアという隠れた姿が。自宅部屋の洋書が置いてある本棚の後ろには、撮り溜めていた刑事ドラマビデオの山がぎっしりと詰まれています。警察官になって、自分のことを「本官」と呼ぶ事に憧れていたようです。悩んだものの、雪野の妊娠をきっかけに自分のやりたい道へと進むことを決めました。

 最終話では、卓越した頭脳と類稀な運動神経で、警察でも活躍しているというエピソードがありました。

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