子どものうちは「大人の顔色を窺うような子はよくない」「ありのままが1番!」などと言われますが、大人になると、人の顔色を気にせず自分のありのままの姿を見せると、“KY(空気が読めない)な人”なんて軽蔑されたりしますよね。
KYな人は、人間関係がうまくいかず、結局自分が苦しむことになります。
空気が読めないと言われる人達は、もちろん好きでそうなったわけではなく、そんな風に育てられてしまったのです。
そこで今回は、『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』(彩図社)の著者で、日本と欧米双方の優れた点を取り入れたしつけを提唱している平川裕貴が、空気が読めない子に育ててしまうママのタイプとその対処法をお話します。
■「空気が読めない」人間になる意外な原因
空気が読めない人間になる原因は、幼児期に“自分の言動が人にどう受け取られるのか”を知るチャンスがなかったからです。
子どもが最初に出会う大人は“親”です。
その親が、喜怒哀楽の表情や感情を子どもに見せないとか、子どもの言動に対していつもニコニコして叱ることもしなければ、子どもは自分の言動の良し悪しや、自分の言動が人に与える影響について学ぶことができません。
■子どもを「KYに育ててしまう」ママの3タイプ
親は誰しも、わが子が“KY”なんて言われて、つまはじきにされるなんて望みませんよね。
「場の空気を読む」ということは、一朝一夕に身に付くものではありませんし、本を読んでも学べません。日々の出来事から、長い時間をかけて学んでいくのです。
まずは、自分が子どもにどう接しているか、冷静に考えてみてください。もし、ママがここに述べているようなタイプに当てはまる場合は要注意です。
(1)能面タイプのママ
子どもが何をしても何を言っても、感情を込めて褒めることも叱ることもしない。喜怒哀楽を顔に出さないので、人からは怒っているのか喜んでいるのかもわからない。
<対処法>
こんな能面ママに育てられると、相手の表情を読む訓練などできませんね。