【アニメキャラの魅力】全国民に勇気をくれる小学生!のんびりだっていいじゃない「野比のび太」の魅力『ドラえもん』

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(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK

 国民的アニメ「ドラえもん」のもう一人の主役、というより、もう二人で一つのような存在「野比のび太」。勉強、運動、何をやっても冴えません。しかし、正体不明の強迫観念に取り付かれ、日々を焦る私達現代人が無くしてしまった大切な何かを、彼は持っているのです。そんな「野比のび太」の魅力を、ゆっくりのんびりと紹介していきましょう。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■共に笑い、共に泣ける人

 のび太は静香の父に「他人の幸せを喜び、他人の不幸を悲しむ事ができる」と賞賛されるほど、高い感受性と他人に共感する力を持っています。誰かの立場に立って考えることができる、その人の感じたものに共感できる彼の力は、深い思いやりや大きな優しさを生み、「野比のび太」を形作る大事な要素のひとつとなっています。そしてそれは『誰かの役に立ちたい』という意識に昇華され、彼の行動の原動力にもなるのです。

 それ故に、実は彼を慕う人は大勢います。大長編では物語の発端を作り出す重要な役割を担ったりもします。忙しい日々の中、余裕が無いからと他者を思いやる事をつい忘れてしまう私達。もう一度彼から学ぶべきなのかもしれません。

■クリエイティブな思考、楽しむ事が得意

 想像力豊かなのび太は、ドラえもんの出す道具を使いこなし、時には驚くべき使用法で様々な楽しみを見出していきます。何をやっても駄目だと言われるのび太ですが、こと楽しむという行為に関しては誰よりも高い能力を発揮するのです。

 彼の良いところは、それを自分だけのものにするのではなく、友人達を巻き込んで共に楽しめるところでしょう。のび太と一緒に自由研究で地球を造る、夢の中で大冒険をする、雲を固めて王国を作る・・・想像しただけでワクワクします。楽しみを他者に提供するという事は、一見簡単な事に思えますが、実はとても難しいのです。もしあなたにそんな友人がいるのなら、是非とも大事にしてあげるべきでしょう。

■実は天才タイプ?基礎の無い応用

 これは個人的な見解になってしまうのですが、のび太はいわゆる『天才タイプ』であると見ています。

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