遺族に援助するのではなく、ただただ寄り添う「グリーフケア」とは?!

| 心に残る家族葬
遺族に援助するのではなく、ただただ寄り添う「グリーフケア」とは?!

誰にも訪れる「死」。そして誰もが自分の家族や親しい人の死に直面します。多くの人々はこうした死別を経験すると、悲しく、つらい喪失感をおぼえます。または、立ち直ろうと必死になるかもしれません。わき上がる感情は人それぞれですが、いずれにしてもとても不安定な心情になります。さらに、こうした心の状態が身体に影響を及ぼすこともあります。

■社会環境の変化に伴い必要性を増してきたグリーフケア

グリーフケアは、アメリカで始まった取り組みだそうです。
なぜ今、日本でもグリーフケアが注目されているのでしょうか。
それは社会環境の変化によるもので、様々な要因があげられます。

■医療技術の向上により、延命の機会が増えたこと。死が「仕方ないこと」ではなくなり、延命の期待からよって死を迎えたときの喪失感が大きくなった
■高齢化によって、小さい頃からはあまり身内の死を経験しないうちに成長するようになった
■核家族化などによって家族のサポートが減ったことや、人との結びつきが薄れて社会的に孤立する人が増えた
■ほとんど寺で行われていた葬儀が葬儀社などで行われるようになり、死について思いを巡らせたり死と向き合ったりする機会が少なくなった

■医療機関に導入がすすむグリーフケア

昔と比べると、私たちと死の環境は大きく変化しました。
ですが、死別による悲嘆は簡単に癒えるものではありません。社会の変化によってサポートがなくなったならば、それに代わる役割が必要になってきます。グリーフケアは現代において必要とされ発展してきているのです。
最近では、医療機関の現場でグリーフケアを取り入れたり、民間による専門団体も増えてきています。また、葬儀会社でも職員がグリーフケアについて学んでいる所も多いようです。

死別の悲しみは、時間が経てば自然に薄らぐものであるとか、誰もが経験することなのだから仕方がないものではありません。
社会に合わせて変化したグリーフケアなどのサポートを頼りにすることや、または自分自身で「死」について考えて死生観を深めていくことも大切ではないでしょうか。

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