ご近所付き合いの中では、どうしても小さな不満というのは出てくる。それをうまく相手に伝えられたり、我慢できたりすればいいのだが、人によっては溜めにためたマグマを、思いもよらない形で噴出させることもある。
埼玉県のAさん(30代・主婦)の周囲で起こったのは、「脅迫状」をめぐる騒動だ。警察沙汰の末に判明した、意外な犯人は......?
近所に住むママ友達(以下、Bさん)の話です。
私とBさんは、同じ住宅街に暮らしています。といっても、一本通りが違うので当初はあまり交際がなかったのですが、子ども同士が小学校で同級生になったことをきっかけに仲良くなり、家族ぐるみのお付き合いをするようになりました。
Bさんはとても明るい性格で、2人の子どもさん(男・女)もそろって元気印。まさに絵に描いたような、笑顔の絶えないにぎやかな家庭でした。
画像はイメージです(Thomas Leuthardさん撮影、Flickrより)
ところがそんなBさんがある日、「ちょっと、相談したいことがあるんだけど......」。いつにない深刻な表情に、我が家でお茶を飲みながら話を聞くことにしました。
無言電話に、墓地のパンフも...「実は......」とBさんが切り出したのは、正体不明の相手からの、「嫌がらせ」についての話でした。
最初は、無言電話です。日中、子どもたちが投稿したころを見計らうように、何度もかかってきたといいます。心当たりもないので、Bさんはしばらく様子を見ていたのですが、そのうちに、頼んでもいない通販商品が着払いで届いたり、請求もしていない墓地や葬祭場のパンフレットが連日のように来たりと、日に日に相手の行動はエスカレートしていきました。
そしてついには、脅迫状が。その内容は、
私も見せてもらったのですが、内容に反して丁寧な、女性が書いたような書体だったのが印象に残っています。