NMB48 チームM 山田菜々卒業公演リポート

【AKB48グループLIVE速報】

●NMB48チームM 山田菜々卒業公演 NMB48劇場 2015年4月3日

 事件は昨年10月に行われた4周年記念公演で起きた。一期生でありチームMのキャプテンでもある山田菜々が卒業を発表した。発表の直後に会場からは「えー!」と悲鳴のような声が鳴り響いていた。卒業は4月3日の自分の誕生日を設定。発表から半年もあるので、卒業はまだまだ先のような感じがしていたが、この半年が過ぎる速さは、想像を超える速度でやってきた。その卒業の日が遂に来てしまった。山田の人気は高く、昨年のAKB48グループの総選挙で29位であり、NMB48ファンのみならず、48グループ全体から見ても上位の人気である。

 誕生日に卒業公演をするというのはファンにとって複雑な気持ちであるが、卒業は悲しいことではなく、新たなる旅立ちでもあるので、山田にとって最高の日を選んだと言える。かも山田の産まれた1992年4月3日は、この日と同じ金曜日。まさに運命の日である。

 山田にとって最後の幕が開くと、いつもと変わらない光景がそこにあった。本当に今日で卒業するのか?何て思ってしまうほどの普通の光景である。あえて違いを言うならば、卒業が決まってから行われたポスト山田菜々オーディションで見事に勝ち上がった植村梓が、この卒業公演で劇場デビューを果たしたこと。しかしこの公演に出ることには大きな意味があり、この出演は山田の後継者への伝授でもあるので、最初で最後の共演は植村にとっても大きな財産になることだろう。

 そんな植村を交えて『RESET』公演を行ったのだが、メンバーは終始笑顔でパフォーマンスを繰り広げていた。泣き虫の三田麻央も今回は涙を見せないで、しっかりとステージを堪能していたようなので、しんみりした空気になることは無かった。

 あっという間に公演の本編が終了してしまい、暗転と同時にアンコールの掛け声として「菜々ちゃん」コールが客席から響き渡ってきた。その「菜々ちゃん」コールに応えて、笑顔でステージに戻ってきてくれた。アンコールでは、3月31日に発売された山田が初センターとになった『Don't look back!』を
披露。この場所でこのメンバーで歌うのもこれで最後ということもあり、一瞬一瞬が本当に大切な時間となっていった。

 刻々と終了の時間が迫って来るのだが、ここで山田から新キャプテンの発表が行われた。新キャプテンは藤江れいなに決まり、この日から導入されたキャプテンマークの腕章を山田から藤江へと受け渡された。藤江は昨年2月に行われたAKB48グループ大組閣祭りでAKB48からNMB48へと完全移籍となった。

 これまでの経験も誰よりもあり、良い意味で誰とでも仲良くできるタイプなので、これまでの楽しいチームMのカラーを残しつつ、藤江ならではの新しいチームとして新たなスタートが切れることだろう。キャプテンに指名された藤江は「私まとめられる力とか無いし。でも菜々ちゃんができたから私にもできると思う」とおどけて見せた。

 そして矢倉楓子から山田へ「チームMのメンバーがチームM最高と胸を張って言えるのは、菜々さんがチームNから移籍してキャプテンになってくれたからです」と話した。

 最後に山田は「チームMに来て本当に良かったと思います。一緒にいて楽しいと思えるメンバーに出会えたことが私の一番の宝物です。NMB48に入ってアイドルになりたいという夢が叶えられて胸がいっぱいです。入った頃は先の夢を見つけることができなかったけど、テレビやラジオにも出していただいて、タレントになりたいという夢を見つけることができました。私がNMB48の先陣を切って、自分のためにも後輩のためにも、新たな道を作っていきたいです」と力強く宣言した。

 4月から『バイキング』(フジテレビ系)のレギュラーも決まっていて、今後もバラエティタレントとして飛躍してくれると思うので、NMB48で培ったことを存分に発揮しててっぺんを取って欲しい。

Report:Bremen Oshima

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