親として、人生の先輩として、子どもの行動に「それは善、それは悪」と白黒を教える必要がありますよね。
でも、時には善・悪ではなく親自身の気持ちで「ママはそれが嫌い」「ママはそれが好き」という判断があってもいいのではないでしょうか。
そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者・立石美津子が“ダメばかりではいけない言葉の使い分け”についてお話します。
■ママの「イヤ」な気持ちを伝えてみよう
スーパーでお買い物しているときに、子どもが「お菓子買って、買って!」と騒いだとき、「ダメ!今日は買わないって約束したでしょ。今度から一緒にお買い物に連れて行かないからね」と言っていませんか?
レジ横に置かれた飴やガムが目に入り欲しくなるのは、人間の欲求として当たり前で、お菓子を欲しがることは悪いことではありません。
もし、子どもが欲しがったら、欲しがることに対して頭ごなしに“ダメ”と言うのではなくママの気持ちを伝えてみてください。
「ママはイヤだな」
「ママは買いたくないの」
「お菓子、美味しそうだね。でも残念だけど今日は買わないのよ」
子どもの“行為や行動が悪い”と審判するのではなく、ママの気持ちを伝えるのです。そうすることによって“どの行動が正しくてどの行動が正しくない”のかが、判断がつくようになります。
■「I(アイ)メッセージ」の伝え方とは
「私が●●してほしい」と主語を“私”として、自分がどう感じたか言い方に替えて思いを伝えると、相手に何をわかって欲しいのか真直ぐに伝えることができます。それを“I(アイ)メッセージ”といいます。
例えば、こんな伝え方にすると子どもも理解しやすいのではないでしょうか。
ゲームをしている我が子とテレビが見たいママ。ゲームの音量がちょっと大き過ぎてテレビの音が聞こえません。
そんな時に「ゲームがうるさい!」とか「ゲーム止めなさい!」と命令したくなりますが、子どもにとってはママが付けているテレビの音がうるさかったりします。その時は、I(アイ)メッセージに変えて次のように言ってみましょう。