旅にトラブルはつきもの。しかしそれがきっかけで、思わぬ出会いに恵まれることもある。
大阪府在住のDさん(20代女性・大学院生)は、一緒に出掛ける予定だった友人が渋滞に巻き込まれ、1人で目的地に向かう羽目に。そこで出会ったのは、同じ境遇の旅行者だった。
数年前の話。
ゴールデンウイークに、仲の良い同性の友達と「アートの島」として有名な直島に出かけることにしました。
私は大阪、彼女は就職して東京在住。なので岡山駅で待ち合わせて、一緒にフェリーで島に向かう予定だったのですが......。
直島はアートの島として有名(variationblogrさん撮影、Flickrより)
なんと高速バスで岡山を目指した友人が、GW初日の大渋滞に巻き込まれて大遅刻。「あと3時間は遅れそう......」とのことだったので、とりあえず私は先に現地に行くことにしました。
宇野港からフェリーで20分、おなじみ草間彌生のかぼちゃのオブジェに迎えられて、直島に上陸した私。港からハイテンションで友人に「今どこ?」と電話したのですが、返ってきた答えは「さらに2時間は遅れるって......」(つまり5時間遅れ。すでに声は死にそう)。
直島(Kentaro Ohnoさん撮影、Flickrより)
さすがにこれにはテンションダウン。友人も心配ですが、せっかく来たのに1人で島を回る、ってのも......。
「えー!? まだかかるの?!」と、聞こえてきたのは同世代の女性の声です。