本日2015年4月24日、日本全国津々浦々の83件(40都府県、238市町村)の提案の中から18件が「日本遺産」として初認定されました。
世界遺産じゃないですよ「日本遺産(Japan Heritage)」です。「日本遺産」って聞きなれない言葉ですが、ご存知でしたか?
地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「Japan Heritage」に認定するとともに、ストーリーを語る上で不可欠な魅力ある有形・無形の文化財群を地域が主体となって総合的に整備・活用し、国内外に戦略的に発信することにより、地域の活性化を図る。 文化庁
「日本遺産」は観光振興への活用を狙い、今年度、文化庁が新たに設けました。認定対象はストーリー。文化財そのものが認定の対象となるわけではありません。全国各地の有形無形の文化財を地域やテーマごとにまとめたストーリーであり、地域に根ざした文化財にまつわるものが据えられていることが必要となります。また、その魅力を国内外に発信できることが基準となっています。
今回、初認定された日本遺産をいくつかご紹介します。
近世日本の教育遺産群-学ぶ心・礼節の本源-
◎水戸市(茨城県)・足利市(栃木県)・備前市(岡山県)・日田市(大分県)
日本では近代教育制度の導入前から、多くの庶民も読み書き・算術ができ、礼儀正しさを身につけていました。これは藩校や郷学、私塾など様々な階層を対象とした学校の普及による影響。日本人の国民性のルーツとなり、近代化の原動力ともなった教育機関の役割が評価されました。