女性ならば、一度は憧れたであろう物語「シンデレラ」。 ディズニーが制作した実写版が先月公開されましたが、ご覧になりましたか?
特に舞踏会に向かうシンデレラのブルーのドレス。 王子とのダンスシーン、翻るドレスの美しさにうっとりした方はたくさんいるのではないでしょうか。
この映画ではシンデレラの幸せのシンボルとして蝶のモチーフが効果的に使われています。 ドレスの胸元の繊細な蝶の飾りもとても印象的でしたが、これは全て日本人アーティストの手になるものだということをご存知でしょうか。
この蝶を制作したのは、イギリスをベースに活躍する日本人アーティスト・宮本遥香さん。
なんと、蝶々は全部ひとつひとつ形も違い、布も異なっているのだそう。染めるのも手作業で、蝶の羽の模様も手描き、というとても凝ったもの。想像するだけで気が遠くなるような作業ですね。
そしてドレス自体も撮影のために同じものを8着ほど作られたそうで、当然ながら飾りとしての蝶々も全く同じにしないといけないのでとても大変だったそうです。