肩こりは今や現代病の代表となっています。肩こりがひどくて……という小学生もいるくらい国民病になっています。
接骨院やマッサージに行っても改善するのはほんの一瞬のことです。日頃の生活習慣がせっかくの治療効果を継続できない結果にしてしまっている場合もあります。
では、そんな生活習慣とはどのようなものでしょうか? 薬剤師の筆者と確認してみましょう。
■1:気づかないうちの癖
お仕事や家庭でパソコンやタブレット、テレビなど同じ姿勢で長時間続けていませんか?
一番の原因はなんといっても悪い姿勢です。
頬杖をついたり、猫背になっていたり、足を組んだりとついついやってしまいがちな癖は体全体のバランスをゆがめてしまいます。それらの癖のために重い頭を支えている首に大きな負担がかかって筋肉の緊張を高めてしまいます。
正しい姿勢は、今まで使われいなかった筋肉を使います。最初は、とても辛いかもしれませんが慣れてくると肩こりも改善してくるでしょう。
■2:歯のくいしばり
無意識のうちに歯をくいしばっていることはありませんか?
歯のくいしばりは、顎に無理な力が加わって首から肩への緊張を強くしてしまいます。
日中であれば、意識的にくいしばりをやめることもできますが、眠っている間に歯ぎしりやくいしばりをしていることもあります。
このくいしばりは、体の中のトラブルからくることもあり、適切な診断ができる医療機関に受診することをお勧めします。
■3:しっかり呼吸をしていますか?
意識して呼吸をすることをしていますか? 普段からゆっくりと呼吸をすることを実践している人は少ないかもしれません。
呼吸と肩こりの関係はどのようなものでしょうか?
呼吸は、酸素を体に取り込むことが一番の目的です。
無意識にする呼吸では浅すぎて必要な酸素を十分には取り入れていません。酸欠状態が肩こりの原因の一つといわれています。また、しっかりとした呼吸をすることはリラックスする神経を刺激して筋肉の緊張を緩める働きもしてくれます。
食事を取る前など時間をきめてゆっくりと深呼吸をしてみるなど意識的に酸素を取り入れてみましょう。
いかかでしょうか?
肩こりは日常的にしている体の癖や気がつかない生活習慣で悪化させていることが多いものです。
少しだけ意識して気をつけてみることで肩こりも軽減されるでしょう。
(橋本伊有子)
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