子供はなにかと体調を崩しやすいもの。風邪、肌荒れ、アレルギー、高熱……いろいろありますが、下痢もその一つ。
産まれたばかりの赤ちゃんの便が軟らかいのは当たり前ですが、離乳食も始まり、便が固く回数も安定してきたのにも関わらず、しばらくの間下痢が続いている場合、注意が必要です。
今日は、長引く赤ちゃんの下痢の原因とその対処法についてお伝えします。
■1週間以上続く下痢なら「乳糖不耐症」かも?
水っぽい酸っぱい匂いの便が1週間、それ以上続く場合、“乳糖不耐症”を疑った方が良いかもしれません。
乳幼児の下痢は、急性下痢と慢性下痢の大きく二種類に分けられます。
急性下痢は、ウィルスや細菌の感染によるものがほとんどで、3~5日ほどで良くなります。
一方、慢性の下痢は、1日に8~10回以上、水っぽい便が1週間~2週間、もしくはそれ以上続きます。
慢性下痢の原因として一番多いのが、“乳糖不耐症”です。
乳糖というのはミルクや牛乳に含まれる糖質のこと。
乳糖は、酵素によってブドウ糖とガラクトースに分解されて初めて体に吸収されるのですが、この乳糖を分解できず、下痢をしてしまうのが“乳糖不耐症”です。
乳糖不耐症には,乳糖分解酵素が生まれつき欠けている“先天的なもの”と,“後天的なもの”があります。
後天的なものは、ウイルスや細菌の感染による風邪や急性胃腸炎の影響で腸の粘膜がただれたり破れたりして、ミルクや牛乳に含まれる乳糖を消化吸収する酵素の分泌が一時的に悪くなってしまうというものです。
乳糖不耐症のほとんどは、この後天的なもの、つまり風邪や急性胃腸炎の後などに起こります。
乳糖不耐症の便は、水っぽく、酸っぱい匂いがします。
風邪を引いたりロタウィルスなどの胃腸炎の後、なかなか下痢が治らず、水っぽい酸っぱい匂いの便が続くようなら、乳糖不耐症になっている可能性が高いかもしれません。
■乳糖不耐症かな?と思ったら
乳糖不耐症の場合、今まで使っていたミルクをストップして、成分に乳糖を含まない乳糖不耐症用のミルクに替えることで良くなります。