“ポジティブシンキング”や“プラス思考”ってよく言いますよね。我が子も“どんなこともきっとうまくいくさ”と物事を肯定的に捉えられる明るくポジティブな人に育ってほしいもの。
そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者・立石美津子が子どもがマイナス思考になってしまう親の態度とポジティブシンキングに育てるための大切なことについてお話しします。
■「今度はきっとうまくいくさ」の罠
子どもが何かに失敗したとき、何とか立ち直ってもらいたい、ポジティブであるべきと次のような言葉をかけていませんか。例えば運動会の徒競走で転んでビリになったときに、
「来年、頑張ればきっとうまくいくよ!」
「今度は絶対にいいことあるよ!」
これは裏を返せば「まだ頑張りが足りない。もっと努力しよう」や「落ち込んで弱音を吐いてはダメだ」と言っているのと同じことなのです。こうして“ポジティブな行動を強いること”によって、子どもは疲れたりストレスを感じたり気力が失せたりします。
■「現実逃避」は楽観主義の始まり!?
失敗したことを受け入れず、見ないようにするのは“現実逃避”です。子どものお気に入りのおもちゃが壊れて泣いた時に「おもちゃは壊れるものなの。また同じもの買ってあげるから」と言ってしまうのは現実逃避です。
わざと壊した訳でなくてもおもちゃが壊れたことをまずは受け入れさせましょう。
「ああ、壊れちゃったね。悲しいね」と子どもの悲しい気持ちに寄り添いましょう。何とかご機嫌をとろうと“壊れた物に対して見て見ぬ振り”をさせ、直ぐに同じものを買ってやるのはよくありませんよ。
■ ポジティブシンキングに育てるために大切なコト2つ
マイナス思考の人は、まだ起こりもしていない未来に対して「もし○○になったらどうしよう」と必要以上に不安感を持ち、巻き戻せない過去に対して「あの時、ああしなればよかったのに」と悔やんだりしています。