【英王室の複雑な事情】キャサリン妃の「超スピード退院」は英国でも異例の早さだった!

ケンジントン宮殿Instagramより

 イギリス王室のキャサリン妃(33)が5月2日、出産後わずか半日のスピードで“日帰り”退院したことが波紋を呼んでいる。この日、キャサリン妃がセント・メアリー病院に入ったのは現地時間の朝6時のこと。すると、王室広報はすぐさま公式ツイッターで発表し、それと同じ内容をインスタグラムでもアナウンスした。さらに、その2時間半後の8時34分には新王女の誕生を発表。瞬時に全世界にニュースが拡散され、多くの人がその朗報に歓喜した。

一般的には「2日間」が普通なのになぜ?

 しかし、とくにわれわれ日本人を驚かせたのは、この日の午後6時に姿を見せたキャサリン妃の“超スピード退院”だろう。新王女シャーロット・エリザベス・ダイアナちゃんの出産からわずか12時間後という早業は、大きな驚きをもって受け止められている。そんな今回の「スピード退院」はイギリス王室によるパフォーマンスだった可能性を、5月12日発売の『女性自身』(光文社)が報じている。

 同誌によるとキャサリン妃のスピード退院は、地元メディアでも驚きをもって報じられたようで、「イギリス流だからスピード退院」というワケではなく、財政難が続くイギリス国民の感情を考えた末のパフォーマンスだったことも考えられるという。イギリスに滞在歴がある40代女性によると、「イギリスとはいえ、いくらなんでも12時間というのは早すぎます。多くは2日間ほど入院することが多い。その後は助産婦のフォローで自宅療養することになる」とのこと。とはいっても、平均的な日本人女性の出産入院は4~5日に対し、イギリスやアメリカの場合、平均2日程度という短さなのも事実だ。

 この日のネット上でも、
「キャサリン妃、普通分娩とはいえ、退院早すぎ(*_*)」
「いくらなんでも早すぎる!産後の回復は若さ故?」
「キャサリン妃、退院早すぎやしね?!と思ったら、あちらではこれが一般的なのねぇ…」
「イギリス、出産してそんな早く退院すんの?早すぎやろ。」
「キャサリン妃退院早すぎだろ!9時間って・・・」
「キャサリン妃退院早すぎで驚いた」
 といったように、日本では「スピード退院」を驚く声で占められていた。

 イギリス国民の約8割に支持されているという王室だが、キャサリン妃の出産まで「パフォーマンス」として利用されているのだとしたら不憫である。新王女とともに一日も早く元気になってほしいものだ。

文・内村塩次郎

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