筆者は老眼も少し進んでいることもあり、地図や薬の説明書、栄養ドリンクの瓶に貼られた成分表記など、小さな文字が読みづらくなっている。そのようなときにはルーペという物があるのだが、これがなかなか使いづらい物なのだ。
ピントを合わせるためにレンズを近づけたり遠ざけたり、倍率を上げようとして動かすとまたピントがずれる。しかも中央以外は歪んでおり、僅かな手の揺れが、レンズに映しだされた映像を何倍にも大きく揺らしてしまう。そして、一番間抜けなときというのは、顔を近づけた自分の頭部の影によって、肝心な部分が暗くなってしまうときだ。
しかし、これらのルーペの欠点を解消した、電子ルーペが発売された。サンワサプライの電子ルーペ『400-CAM047』だ。これがなかなかに便利そうではないか。
■ ルーペの幾つもの欠点を解消した使いやすさ
『400-CAM047』は新聞などの小さな文字を明るく照らしながら拡大できる。
ルーペのように倍率やピントをあわせるためにレンズを前後させたり自分の目の位置を近づけたり遠ざけたりする必要がない。拡大したい部分にぽんと置けば、5・5.5・6.5・9.5倍に拡大率を簡単に調整できる。
しかも、暗いところや自分の頭部でできる影を気にする必要がないように、拡大部分はLEDで照らされていて常に明るい。
さらに、ルーペのように、中央の一部以外は歪んでしまうといった見づらさもない。『400-CAM047』は内蔵された30万画素CMOSセンサーが拡大したい部分をしっかり捕らえ、320×240ドットの液晶に明瞭に表示する。
また、液晶に映しだされた映像をキャプチャして、手元でじっくり見るといったことも可能だ。