「いい子にしていなさい」「ちゃんとしなさい」と何度注意しても、子どもの態度が全く改善しない“馬の耳に念仏”状態なことってありませんか?
そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が効果的な叱り方についてお話ししたいと思います。
■食事中、きちんとお利口に座っていないとき
「いい子にしていなさい」「お行儀よくしなさい」は曖昧で抽象的な言い方です。子どもには“どういう態度が良い態度なのか”は伝わっていません。
次のように言ってみましょう。
●いい子にしていなさい
・「椅子から離れてはいけないよ」
・「椅子に座っていなさい」
●お行儀よく食べなさい
・「肘は下ろしてね。左手はテーブルの上に置いたままね。(下に手を置くと顔をお皿に近づける“犬食い”になってしまいます)
・「口に物が入ったままお話するのは止めようね、ゴックンしてから喋ろうね」
また、いつまでも遊んでいる子どもにさっさと食事を開始してほしいとき「はやく!」と叱ることがあると思いますが、この言い方も注意が必要です。
まだ子どもが小さいうちは“早い”と速度の“速い”の違いが分からないことが多く、間違って解釈して急いでご飯を掻き込むこともあります。そして今度は「お行儀よく食べなさい!」と叱られ、何が何だかわからなくなってしまうのです。
こんな時は以下のように言ってあげましょう。
・「10数える間に椅子に座ってご飯を食べようね」
■子どもが電車内で騒いだとき
電車内で子どもが騒いだとき「いい子にしていなさい」「おとなしくしていなさい」「他の人に迷惑がかかるでしょ」「もう少し小さな声で喋って」では正確に伝わりません。
「音量ゼロにして」と言いましょう。また小さい子にはママが手本を見せて「これくらいの声にして」とその声自体を小さな声にすると子どもには大変、わかり易いです。