「風邪かな?」と思った時病院にかかりますか? それとも市販の風邪薬で様子をみますか?
病院に行けば長い待ち時間で5分診療で薬をもらって帰るという経験は誰もがあるのではないでしょうか? ならば手軽に購入できる薬局の風邪薬で済ませてしまいがちです。
病院でもらう風邪薬も薬局で購入する風邪薬も基本的には風邪を治すわけではありません。でも薬を飲めば良くなったように見えるのはなぜでしょうか?
■風邪の原因は?
風邪の原因はウイルスが体に増殖することで咳や鼻水、のどの痛みや熱が出たりします。風邪薬の中味はウイルスを抑える成分はまったく入っていません。
今出ている症状を抑えるためだけの成分が入っています。アレルギーを抑える薬、咳止めや解熱鎮痛剤、そのほかにも炎症を抑えたりします。
症状を抑えることによりゆっくり体を休めて免疫力が回復することで風邪はよくなるのです。風邪薬が風邪を治しているわけではありません。
鼻水がだらだら出ていたり、咳が止まらないとゆっくり休むこともできません。風邪薬は補助的な役割でしかないのです。
もしゆっくり休養が取れるようであれば薬を飲まなくても風邪はよくなります。休養が取れないと薬を飲んでもなかなか治らないのです。
■風邪薬とドリンク剤はNG!
風邪を早く治そうと薬とドリンク剤を一緒に飲むことが多いかもしれません。これは効果はほとんどありません。
元気になったように思えるのはドリンク剤に入っているカフェインと糖分のために脳が勘違いしているだけです。カフェインと糖分は血糖値を急激に上げて気分を上げる効果があります。しかし、効果が切れたときには急に体に疲れを感じてしまいます。
風邪薬と一緒に飲むのであればビタミンCやビタミンB群の入った錠剤をのむほうが風邪の回復にとても有効です。風邪かなと思った時にビタミン剤を服用しておくと軽く済むこともあるので家庭の常備薬として置いておかれることをおすすめします。
いかかでしょうか?
風邪薬はあくまでも症状を抑えているだけで治すものではありません。ですので薬局で買える風邪薬も3日分から5日分しか入っていません。3日から5日間薬を飲んでも治らない時はそれ以上薬を飲み続けても治らないことが多いです。ゆっくり休養するか、または別の病気が考えられますのでその場合はすぐに受診しましょう。
(橋本伊有子)
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