夫の浮気など、何か夫婦間で問題が起こった時、筆者のような夫婦問題カウンセラーに相談に来るのはほとんどの場合が妻側で、夫からの相談は全体の一割くらいしかいないというのが特徴的です。
夫からは積極的に夫婦の問題をどうにかしようという気持ちが妻に比べて薄いように思います。もちろん、恥ずかしい、面倒という気持ちもあるでしょうが、同じ夫婦問題なのになぜこういった現象が起こるのでしょうか?
今日は、夫婦カウンセラーの筆者が夫の心理特徴と絡めて浮気問題への対処術をご説明します。
■浮気している夫は危機意識が低い
カウンセリングを受けに来られる男女の数の差にはある関係があります。それは、夫は自分から起こした浮気でも妻にはそれほど迷惑をかけていないという意識との関係と言えます。逆に妻は浮気されて問題を起こされた側ですが、相談に来られるのは、夫婦を真剣に考えている証拠です。
「どうしよう、夫が浮気するなんて、まさか」
「夫にはどういう態度で接すればいいの、わからない」
まるで、自分が悪いかの思いで来るその思いには「夫婦関係を何とか壊したくない」、「離婚は避けたい」といった恐怖感が強く感じられます。
本来であれば、悪い夫に対して何をすべきかという事を考えるべきですが、とにかく夫の目を覚ますためには何でもするという姿勢です。かたや、浮気している夫はバレなきゃいい、バレてもオレの方が強いから何とかなるくらいの悠長な考えです。
■なぜ夫は問題意識がないのか?
なぜ夫は妻に比べて、夫婦に対する問題意識が低いのでしょうか?
それは、夫の頭の中では結婚を“責任”の始まりと考えている事に深く関係があります。妻の場合は結婚は“安心”の始まりと考えています。その気持ちが徐々に両者の差を生みます。夫は夫婦や家族の責任から少しでも逃げたい、妻は逆に安心を増やすために、夫を追いかけるという構図が出てきます。