戦後になって急速に宅地化が進んだ世田谷は、道路の複雑な地区が多い。農道がそのまま道路になってしまったからだ。
1992年に放送された単発ドラマ「上品ドライバー9~世田谷経堂迷路」でネタにされたほど。交通状況は厳しくて、幅の広い道路は主要幹線に限られる。
そんな世田谷区は2011年、「世田谷区自転車等の利用に関する総合計画」を発表した。施策の中心は放置自転車対策とレンタサイクルの整備だが、自転車が走行しやすい環境づくりも目指している。
自転車専用レーン。写真はイメージです(junicornさん撮影、Flickrより)
自動車専用レーンは幅員のある道路に設置されると思われがち。ところが、道路事情の悪い世田谷区にはこんな箇所もある。
高度な技量を要求される世田谷区の自転車専用レーンです。ご確認下さい。 pic.twitter.com/Q2Nuxsqmub
- melfy (melfy240) 2015, 6月 2
――自転車走行エリアは青く塗られている部分だが、誰がどう見ても白線より狭い。せいぜい10センチくらいだろうか。
愚直に青いところを走っていたら、横を大型車が追い越す際に接触しかねない。もちろんそれ以前に、このエリアをひたすら走り続けるのはかなりの難易度だ。
あまりの狭さに次のような推測を立てるツイッターユーザーもいる。