「考えるな! 感じろ!」といえば、ご存じブルース・リー先生の名言。新しくスタンフォード大学から出た論文(英文)によれば、クリエイティブの能力に関しては、この言葉は脳科学的に正しいらしい。
・クリエイティビティを採点
これは30人の男女を対象にした実験で、 全員にイラストを使ったジェスチャーゲームで遊ばせて、その間の脳の活動をMRIで記録したもの。具体的には、以下のように「浮遊(Levitate)」や「疲労(Exhaust)」といったお題をあたえられたうえで、自由にその内容を絵で描いてもらったわけですね。
そのあとでイラストのオリジナリティや描き込みの量などをもとに、それぞれのクリエイティビティを採点。MRIのデータとくらべたところ、小脳の活動量が高い参加者ほどクリエイティビティのレベルも高かったんだそうな。
・良いアイデアを出すための場
小脳は、おもに運動機能をコントロールしてまして、いままでは「生きるためには必要だけど、思考や発想にはあんま重要じゃないよね~」とも言われてきたエリア。それが、実は良いアイデアを出すためにも役立ってたんだ、と。
・大脳はより効率よく働くことができる
研究者いわく、「小脳は、他の脳のエリアとの調整所として働いている可能性が高い。そのおかげで、大脳はより効率よく働くことができるのだ」とのこと。
・大脳の負担を減らしてあげてる
いったん意識が処理したデータを、小脳が無意識のうちに管理できるようにして、大脳の負担を減らしてあげてるわけですね。まことにありがたいことです。
・脳の実行機能がオンになる
さらに研究者いわく、「意図的にクリエイティブになろうとしても、通常はあまり上手くいかない。