先日Microsoftが『Xbox One』に対応した『Oculus』を発表したことは、VR(仮想現実)市場にとっては大きなニュースになった。米欧ではヒットしている『Xbox One』に対応することによって、利用者の増加が見込めるからだ。
利用者が増えればコンテンツを開発する制作会社も出てくるだろうし、そこからさらなる利便性の拡大やユーザー体験の工場が見込める可能性は高くなるだろう。さてそんなVRの分野から、新たなユーザー体験が出来るガジェットが登場した。名前は『ICAROS(イカロス)』という。
■ 拡張現実内はヒーローになれる
『ICAROS』は仮想現実内の空を飛行体験できるVR用のガジェットだ。たとえば仮想現実内の熱帯雨林の空を駆け巡ったり、宇宙空間を飛行する感覚を味わうことができる。
また特筆すべきはエクササイズもできるという点だ。飛行するにはカラダをまっすぐにして乗らなければならないので、乗っているだけで肩や背中、腹筋といった体の中の体幹部分を鍛えることができる。
つまり仮想体験の中の疲労感がそのまま現実世界の疲労にもつながるというわけだ。
■ 個人よりもアミューズメント施設向きか
ただし、家においておくにはサイズが大きいかもしれない。リビングなどに置いてしまったら奥様はイヤな顔をするにちがいないだろう。
個人での利用を推奨しているものの、ゲームと連動したエクササイズはフィットネスやアミューズメント施設といった場所の方が向いているようにも思われる。
『ICAROS』はこの夏に向けて、クラウドファンディングの計画を立てているそうだ。その間にもこの手のVRガジェットは進化していくだろう。まだまだ市場としての可能性を期待せずにはいられない。