本日16日午前、長野と群馬の県境にある浅間山からおよそ4km離れた場所で微量の降灰が確認され、気象庁は山頂火口でごく小規模な噴火が発生したもようだと発表しました。 浅間山は標高2568mの活火山で、周辺には軽井沢などの観光地が点在しています。 噴火は観測されていませんが、今月11日から噴火警戒レベル2の火口周辺警報を発表し、警戒を呼びかけていました。
火口にて小規模噴火の可能性
気象庁によりますと、16日午前9時半頃、浅間山の北側からおよそ4キロ離れた場所で、微量の灰が降っているのを民間施設の職員が確認しました。
浅間山の周辺には雲がかかっていたため、噴煙などの様子は確認できず、空振と呼ばれる噴火に伴う空気の振動も確認されていないとのことです。
このため気象庁は浅間山の山頂火口で“ごく小規模な噴火”が発生したもようだと発表しました。浅間山で噴火が発生するのは、6年前の平成21年5月の小規模な噴火以来です。
浅間山では、4月下旬頃から山頂直下のごく浅いところを震源とする体に感じない火山性地震が多い状態が続いています。
また、二酸化硫黄の放出が増加しており、今月11日から噴火警戒レベルを1(平常)から2(火口周辺規制)に引き上げ、火口から概ね2kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性があると示唆していました。
現在政府は関係省庁や地元自治体と連絡を取り合うなどして、被害が出ていないかなど、現地の状況の把握に努めています。
また、警察庁は地元警察と連絡を取り、ヘリコプターで上空から確認するなどして被害が出ていないか確認を急いでいます。