世間から叩かれる熊切あさ美の計算ゼロな素顔|ほぼ週刊吉田豪

世間から叩かれる熊切あさ美の計算ゼロな素顔|ほぼ週刊吉田豪

 自分と交際中だったはずの片岡愛之助が藤原紀香宅に泊まったと報道されるという、普通なら片岡愛之助側が叩かれること確実なスキャンダルが発覚したのに、宮根誠司&井上公造のバックアップ効果もあったからなのか、なぜか「別れ話に気付かない地雷女」だのと叩かれたり、ニコ生で共演したホリエモンにも「いきなり泣き出した。たぶん、作り泣きだと思う」とバッサリ斬り捨てられたりで、どんどん酷い状況になってきている熊切あさ美。

 2010年にボクも彼女を『BUBKA』でインタビューしているんですけど、そのときはちょうど事務所トラブルでかなりのダメージを受けていた頃。当時、彼女はツイッターで「吉田豪さんはインタビューでお世話になったんですが、涙は我慢しました。おそろしいぐらぃ気持ちよんでて、カウンセラーの先生になれる人」とか書いてくれていたから、一体どんなやり取りがあったのか、この機会にデータを掘り出してみました。

 取材前に彼女のブログをチェックしたら「きれいごとしか言わない人、大嫌い。そんなヤツ罰当たる」「誰を信じていいのか、悪いのかわかりました」「去年は仕事を本気で辞めようとも考えました」「毎日泣いて家から出られなかった人もじつはかなりあった」なんてフレーズが並んで、えらいネガティブだったことにまず驚いたんですよね。バラエティ番組などでのガツガツした崖っぷちアイドルキャラと全然違うと思ったら、本人も「性格はまったく違うと思います」「すっごい根暗なんですよ。家から出れなくなっちゃったりとか、人と接しなくなっちゃうんですよ」と発言。

 そんな彼女が、この時期どうやら仕事関係で誰かに裏切られたっぽいことがブログから伝わってきたわけです。

「そうそう、ホントに! もう自分は誰かを殺しちゃったっていうぐらい追い詰められました。すっごく。でも、じつは殺してもいないし。詳しくは言えないけれども、人間不信っていうか、もう誰とも会いたくないって」

 いろいろ気になるけれど、「去年はホントにヤバかったです」「もう思い出したくないですね」って感じで、下手に踏み込んだらヤバそうだったから、そこを聞き出すのはやめておきました。

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