東京都心を縦貫するJR東日本の「上野東京ライン」が開業したのは2015年3月14日のこと。
東北線・高崎線は上野、東海道線は東京で折り返していたが、これがお互いに乗り入れるようになった。また常磐線は品川で折り返す。
上野東京ライン 限定エンブレム。写真はイメージです(Kouki Kuriyamaさん撮影、Flickrより)
どちらかというと東北線・高崎線・常磐線の各線住民にとってメリットの大きい今回の開業。一方で、列車の遅延は間違いなく増えている。
列車の行き先が複雑になったため、1つの路線で遅延や事故が起きれば、ダイヤの乱れは広範囲に及ぶ。同じことは東京メトロ副都心線・西武池袋線・東武東上線にも当てはまるが、上野東京ラインの場合、最長距離の普通列車が268.1キロと長く、どうしても回復には時間がかかってしまう。
これは列車の乗り入れとは関係ないのだが、1つの路線に異常が発生すると、周辺の路線を走る列車まで一斉に止める傾向にある。
乗客が手動ドアで勝手に外に出て、はねられたりするのを防ぐためだが、日本の鉄道=定刻運行に動くという神話は、新幹線やつくばエキスプレスのような高規格化された路線を除くと、徐々に崩れつつある。
元々京浜東北線車内で発生した車内トラブルが東海道線を遅延させ、そして高崎線、東北線をも遅延させてる。上野東京ラインの力は凄いと実感したわ。