まずこの作品を見てどう思いますか?
江戸時代に葛飾北斎が海女の様子を描いた作品です。
でもこれ、よく見てみると…いや、よく見なくともどこか気味悪い感じがしませんか?作品に負のオーラがあるといいますか。
海女さんの手や足の曲がる方向がやけにおかしくて怖いのです。さらには足と腕が同じような太さで描かれているので、足が手のようで手が足のようでこれまた不気味。
この作品は25枚のセット作品のうちの1枚で、時期としては1822年の北斎漫画出版後、ドイツ人医師・シーボルトと当時の出島の商館長から注文を受けて葛飾北斎が手がけたものとされています。
ただ先にも書いたように、あまりにも作品の描きかたが一言で言うと下手ではないか?本当に葛飾北斎が描いた作品なのでしょうか?という疑問が湧いてきます。25枚の作品群のうちその他の作品に関してはこの作品とタッチは似てはいるものの、別段おかしいと感じる作品ではありません。