物流インフラの新たな可能性?次世代飛行船「Hybrid Airship」は何をもたらすか

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物流インフラの新たな可能性?次世代飛行船「Hybrid Airship」は何をもたらすか

世界にはまだ、鉄道や道路と行った物流インフラがなく、飛行機が離着陸できる滑走路がない地域がいくらでもある。船が着けばまだよいのだが、内陸では無理だし、そもそも船の輸送速度では間に合わない物資の運搬が必要なときもある。

そんなときに役立つと考えられて居いるのが『Hybrid Airship』だ。直訳するとハイブリッドな飛行船だ。

何がハイブリッドかというと、単なる飛行船のように、比重が軽い機体だけを頼りに浮力を得るのではなく、かといって飛行機のようにエンジンの動力のみで揚力を得るのでもない。機体の軽さとエンジンの揚力といった合わせ技によって浮揚する飛行船であるということだ。

この『Hybrid Airship』を2018年から販売開始すると、米ロッキード・マーチン社が発表した。この『Hybrid Airship』が、飛行船や飛行機より優れているのはどのようなところだろうか。


■ 物流インフラが整っていない地域への輸送

ロッキード・マーチン社のプレスリリースによれば、世界の土地面積の半分以上、世界人口の3分の2が舗装道路に直接アクセスできない状態だという。

この様な場所には巨大な航空機が離発着できる滑走路もないだろう。そこで同社が提唱するのが『Hybrid Airship』の活用だ。

『Hybrid Airship』であれば、150メートルの長さの土地があれば、離発着が可能だからだ。しかも『Hybrid Airship』の本体にはエアクッションが付いているため、整地されていない広場や氷雪上でも離着陸できる。

『Hybrid Airship』は一見風に吹かれて漂ってしまいそうな飛行船に見えるが、その積載量は21トンもあり、航空速度は60ノット(時速約111キロ)もの能力を持っているというから驚く。

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