【毎日トリビア】Vol.69 よく使うけど知らない!「シカト」の語源は…

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毎日1つ知っても知らなくてもいいような、ゆる~い豆知識をお送りするこの企画。 「へ~」と納得できるようなものから「これは知りたくなかった!」とか思っちゃうようなものまでご紹介します! 毎日一緒にじんわりと知識を深めましょう! 今日紹介する豆知識は… よく使うけど意外と知らない「シカト」の語源についてです!

出典: iStock

「シカト」は、花札の十月の絵柄「鹿の十(しかのとお)」が略されたもの。

そっぽを向いて話を聞いていなかったり、無視することを「シカトする」と言いますが、その語源を知っていますか?
日常会話でよく使う言葉ではありますが意外と知らない人も多いのでは?

「シカト」の語源は、花札の十月の絵柄「鹿の十(しかのとお)」が略されたところからきています。

『警察隠語類集』(1956年)には、「しかとう とぼける。 花札のモミヂの鹿は十でありその鹿が横を向いているところから」とあり、この頃はまだ「シカト」ではなく「しかとう」で使われており、主に賭博師の隠語であったことがわかります。

その後更に簡略化され、今では「シカト」と言われているわけです。

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