筆者の職業柄、「子供のお小遣いはどのように渡せばいいの?」とよく聞かれます。
“手伝いのお駄賃制・学年×100円の定額制”、“○○買うから○円ちょうだいの稟議制”など……他にもさまざまな与え方がありますね。夏休みも近づき、子供たちへの金銭教育のよいきっかけになりそうです。
そこで今回は、家計決算で右肩上がりの人生をご一緒に!お金の悩み解決マネーバランスドクターの筆者と子供たちへの金銭教育を一緒に考えてみましょう!
■「お小遣い」のその前に
「お母さん、お小遣いちょうだい!」と子供に言われたら……いくら渡すか考えていますか?
どうやって渡すといきなり考えるのではなく、子供たちの目をちょっと世界に向けてみましょう。
近所の子守をしてお駄賃をもらう子供、ゴミ山でゴミ拾いをし家族の生計を立てる子供、地下深くの暗い穴の中で危険に身をさらしながら金を掘る子供など……日本に比べ世界の子供たちは幼いころから“生きるために稼ぐ”経験をしています。
■「お金で苦労させたくない」のその後は?
それに引き換え、「子供にお金の苦労をさせたくない」と親がお小遣いを渡す日本の子供たち。社会に出て働く経験をしていない子供たちにとって、お小遣いは何の努力もなく無条件で親しい人からもらえる“お金の無料プレゼント”なんです。
子供たちが大きくなれば、欲しがる金額もどんどん増える傾向に。食費や教育費がどんどん増え続けることも予想される今の状況で、いつまでも“無料プレゼント”は続かない、続けられないことを、親も子も自覚することも重要です。
■カードや電子マネーの支払い、管理できてますか?
最近のお店屋さんごっこでは「お支払はいかがしますか?」「カード、一括で」という会話が未就学児の口から飛び出すと聞きました。
クレジットカードや電子マネーが増えている今、お店でお金を支払う行為自体、親がしなくなっていませんか? 実際のお金が動かないのなら、その分金額の管理が重要になってきていること。お小遣いを渡す前にきちんと伝えておきたいですね。そして、親である私たちはちゃんと管理できていますか?
いかがでしたか?
もし銀行に預金があり、お財布にお金があり家のどこかに小銭が入った入れ物があるなら……あなたはこの世界の中でもっとも裕福な上位8%のうちのひとりです。
安全で豊かな国日本に住むことのできる幸せと一緒に、お金の持つ“意味”、“稼ぐ”ことに関心を持たせる、“使い方”を学ばせる、“仕組み”を教えるなど……子供が身をもって体験できないことは、親の私たちが教えていくしかありませんね。
(Re:sta小西昭子)
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