さすがエルサレム!自宅の地下から2000年前の古代ユダヤ教で使われた風呂が出土

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さすがエルサレム!自宅の地下から2000年前の古代ユダヤ教で使われた風呂が出土

イスラエルのエルサレムで、自宅のリビングの地下からユダヤ教の神事で使われるミクワーという浴槽が出てきたのだそうです。情報サイト『バイブル・ヒストリー・デイリー』(英文)が報じています(2015年7月5日付け)。

・完全な状態で残っていた
サイトより写真を引用させて頂きます。約2000年前の浴槽なのだそうです。エルサレムのエイン・ケレムという場所で見つかりました。家主さんは、自宅の改修をしようと床を開けたら、いきなりこんなのが出てきてビックリ。しかも、完全な状態で残っていたそうです。

・見学が可能
ちなみに、縦11.5フィート、横8フィート、深さ6フィートの大きさでした。家主さんは、ドアを取り付けて見学が可能なようにしています。当初の改装計画、どうなってしまったんでしょう(苦笑)。

・陶器と石器の破片も発見
浴槽は石造り。漆喰が施されていたそうです。第二神殿時代(紀元前516年~紀元後70年)の陶器と石器の破片も、浴槽の中から見つかっていたとの事ですから、トリプル発見ですね。

・第二神殿時代の遺物が出土
今回の発見は第二神殿時代のユダヤ教徒社会を明らかにする発見として貴重なのだそうです。イスラエル古代遺物協会のHPによると、エルサレム地区考古学協会のアミット・リーム氏は、「こうした出土はエルサレムでしか起きえない」と話しているそうです。第二神殿時代の遺物が出土する事も希でして、当時この地に入植があったのだろうとする仮説を立てています。

・協会側は大喜び
ちなみに、家主さんは「当初、この浴槽の重要性が分からなかった。

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