高速道路や線路など騒音を発生させる設備に設置されていることの多い遮音壁。とりたてて珍しいものではなく、国内でもよく目にするが、いまオランダではこの遮音壁の持つ新たな可能性に期待が集まっている。遮音壁は、周辺環境の騒音対策以外にも、再生可能エネルギーを生産する機能を持つというのだ。
■ 太陽光エネルギーを集めるテスト用の遮音壁
オランダ南部のデン・ボス近郊の高速道路では先日、太陽光エネルギーを集めるテスト用の遮音壁が設置された。今回の実地試験は、発電能力を兼ね備えたソーラーバリアーの経済的・技術的な実現可能性を評価するために行われている。
半透明で色付けされた、この新しいタイプのパネルは、アイントホーフェン工科大学を中心に、エネルギー・リサーチセンターなどの研究機関、エアバス・ディフェンス・アンド・スペースといった民間企業が協働して開発。
同大学の研究員Michael Debije氏は、『Nature』誌に掲載された論文の中で、低コストで実現できる上に、曇り空の日でも稼働するというこの遮音壁は「凄まじい可能性」を持っていると説明している。
■ 1kmで50世帯の電力を供給可能という結果
集光パネルで受けた太陽光は、側面に設けられた太陽電池に運ばれる仕組み。テストでは幅5メートル×高さ4.5メートルの遮音壁が利用されているが、最初の試験によると、このタイプの壁が1kmあれば、50世帯の電力が供給できることがわかったという。
オランダに本社を持つ大手建設会社Heijmansのプロジェクトリーダー、Stijn Verkuilen氏は「オランダには十分な遮音壁があり、これらは必要な太陽電池テクノロジーを供給することができる」と話している。道路脇の設備として耐久性があるだけでなく、見た目にも楽しいものを目指しているようだ。
現在も実験が続けられているこのプロジェクト。経済的に採算が取れると判断され、実用化につながれば、様々な国が直面するエネルギーの問題を考えるヒントになるのではないだろうか。
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