画像はイメージです(Tjookさん撮影、Flickrより)
[どさんこワイド - 札幌テレビ]2015年6月29日放送の道内ニュースでは、札幌少年鑑別所についてが紹介されました。
6月29日、『札幌少年鑑別所』(札幌市東区東苗穂)の内部が報道陣に公開されました。
6月1日に新しい法律が施行され、鑑別所には、家庭の相談などを受け付ける支援センターが開設されたからです。
少年鑑別所は、更生を目指す少年院とは異なり、裁判所が収容を決定した少年に対し非行の原因などを解明して、今後の処遇を決めるために一時的に収容される施設で、入所期間は平均4週間だといいます。
入所した少年が生活する居室は3畳程度。こぎれいで比較的過ごしやすい個室になっています。
入所した少年がまず行くのは...。今後の所内での生活の説明を受ける「テスト室」。性格テストをうけたり、読書のための本の貸し出しが行われる場所です。
健全育成のために、学習の機会やレクリェーションの場も提供され、体育館や外から視線をさえぎられた運動場も完備されています。
そして食事。取材した日の昼食は、野菜キーマカレーにフレンチサラダ、キウイフルーツでした。全てカロリー計算され、3食の費用はおよそ600円。人気はカレーとラーメンだそうです。
相談窓口開設で変わる『少年鑑別所』6月から鑑別所内に新しく稼働したのが『法務少年支援センターさっぽろ』です。
センター内の相談室には何やらミニチュアの置物がたくさんありました。これは「箱庭療法」と呼ばれる心理療法の一つに使用するもの。専門家が見守るなか、自由にミニチュアを並ばせることで、少年らの内面世界があらわれるので、それを見て精神状態を分析するのだそうです。
このような心理検査などを鑑別所内の専門職員が行いながら、非行問題に悩む学校や家庭の相談に直接対応します。
相談は予約制で、費用は無料。これまでも要望に応じて相談を受けてきましたが、6月に施行された新しい法律で、さらに強化されました。
札幌少年鑑別所の所長は「鑑別所は非行の分析、対応については、相当な経験を持っている。それらのノウハウを地域の方々に還元することでお役に立ちたい」と話します。
増える少年犯罪にどう対応していくのか。新しく変わった鑑別所の取り組みが注目されています。
やっぱり人気メニューはカレーとラーメンなんですね。過ちを犯してしまった子だって人の子ですものね。観点がずれているかもしれませんが、どんな施設で、どういったことをするかということより、誰かが心を込めて作ってくれたあたたかくておいしい食事ができること、そんなあたりまえのことが大事なんじゃないかなって...。なんかそんなふうに感じました。(ライター:北海道saki)