【毎日トリビア】Vol.89 健康にも役立つ!1日に失われる水分と必要な飲料水

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毎日1つ知っても知らなくてもいいような、ゆる~い豆知識をお送りするこの企画。 「へ~」と納得できるようなものから「これは知りたくなかった!」とか思っちゃうようなものまでご紹介します! 毎日一緒にじんわりと知識を深めましょう! 今日紹介する豆知識は… 人間が1日に体から失う水分量とそれに応じて体が必要としている水分の経口摂取量についてです!

出典: iStock

成人が1日に失う水分は約2.5Lであり、それと同等の水分を摂取する必要がある。

これからの暑い季節は、何もしていなくても汗をかいてしまいますよね。
人間の体からは絶えず水分が失われます。例えば、デスクワークをしているだけでおよそ500ml、2時間半ほどスポーツをすれば、およそ1.5Lもの水分が失われています。

人間の体内の水分は、体重のおよそ55~60%であり、その2%が失われただけで具合が悪くなり、20%失われれば死にいたると言われています。そのため、これだけの水分を排出すれば、同じだけの水分を摂取する必要があります。
特に朝目覚めたとき、入浴前、入浴後、眠る前などは水分不足に陥りやすいので、意識して水分補給をしてください。

人間が必要とする1日当たりの水分量は「体重を30で割った値(L)」です。例えば、体重が60kgの人の場合は、約2Lということになります。
他にも水の必要摂取量を引き出す計算式はありますが、毎食きちんと食べて1.5L~2Lが普通の水の摂取量になります。
しかし、一度に飲んだら胃酸が薄まり体調を崩してしまうこともあるので、大体200mlを目安に細目に飲むように心がけましょう。
ポイントは喉が渇き前に飲むこと。喉の渇きを感じたときには、すでに軽い脱水症状になっているとまで言われています。

ちなみに、アルコールでいくらでも水分を補給していると言う人がいますが、アルコールは水分とみなされません。
逆に利尿行為に及び、喉が余計に渇いてしまいます。

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