「なるほどですね」。最近、よく耳にする言葉です。会話の中で、話が終わると「なるほどですね」と相づちが入ったり、テレビ番組を見ていて、リポーターが口にしているのを聞いたことも。実際、この表現は正しいのでしょうか? マナー講師の小藤弓先生に教えてもらいました。
本来「なるほど」は「いかにも」「たしかに」と同様、同意や同調を表す意味です。「なるほどですね」は「なるほど そうですね」を短縮した言葉です。このような短縮した言葉をお客様や目上の方に使うのはNGです。また、「なるほど」という言葉は目上の方に使うのは相応しくないとの謂れもあります。目上の方には「おっしゃる通りですね」「たしかにその通りですね」が望ましいでしょう。
話を真剣に聞いていないのに「なるほどですね」を相づちがわりにくり返して口にする人も多いとか......。目上の方、先輩、企業の方と触れ合う機会が増える就活中から正しい日本語を身につけていきましょう。
文●青
■小藤弓先生 プロフィール
マナー講師。2011年3月11日の震災をきっかけに、マナーコンサルタントの西出ひろ子に師事し、マナー講師として独立。仙台を拠点に、大学生に対する就職マナーや就職講座、企業でのビジネスマナーなど幅広く活躍中。
公式ホームページ http://www.dailymanner.jp