悪い夢のよいところ

| 学生の窓口

悪い夢は気持ちの良いものではありません。
テレビで見た恐ろしいニュースや心配ごとが、夢の中で現実のように感じられ、目覚めたときに汗をかいていることもあるでしょう。

夢を研究する科学者達にも、どうして私達が悪い夢を見るのか、今のところはっきりとは分かりません。
しかし、悪い夢が一種のストレスリリーフの役割をしているという説があります。

悪い夢を見ると、心の中の恐怖や心配ごとが実際に起きたことのように記憶されます。
現実にはありえないストーリーの夢でも、目覚めた時に、それが自分に実際に起きたことのように感じられるのです。

面白いことに、心の中に心配ごとや恐怖を抱えることよりも、起きてしまった過去の記憶について考えることのほうが、心理的には楽なのだそうです。
その記憶により気分が悪くなったとしても、それは過去のことであり、いまパニックを起こすようなことではないと心の中で消化できます。

言いかえれば、私達と恐怖との距離を遠ざける役割をしています。
その結果、心の負担が軽くなるのです。

悪い夢を見るからといって、眠ることをためらってしまうと、どんどん不安が大きくなり心の負担も増えてしまいます。
夢が心の負担を軽くしているのですから、あまり恐れずに眠ってください。

悪い夢を見ることは、そんなに悪いことではありません。

There’s a Bright Side to Bad Dreams
http://nymag.com/scienceofus/2015/07/theres-a-bright-side-to-bad-dreams.html

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