ズルをする人としない人の違いはホルモンにあった!

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詐欺事件や不正行為に関するニュースでは、容疑者の倫理を問う報道がされることがよくあります。しかし、アメリカのハーバード大学とテキサス大学の共同研究によると、人がカンニングなどのズルをするのはホルモンの影響であることが分かりました。

研究チームは、被験者117人に数学のテストを受けさせ、自己採点したテストの結果を報告してもらいました。その際、被験者らは正解数に応じて報酬がもらえると伝えられました。そして、テスト結果の報告内容と被験者の唾液中のホルモンのレベルとの相関関係を調べました。

その結果、正解数を実際よりも多く報告する人は男性ホルモンのテストステロンとストレスホルモンのコルチゾールの値が高く、正直に報告した人では、どちらのホルモンの値も低かったのです!

この研究結果から、人々のテストステロンとストレスホルモンのレベルを下げれば、世の中から不正行為をなくすことができると言えそうです。

研究者のJosephs教授によると、人は強いストレスにさらされた状態では、より不正行為を行いやすいと言います。そのため、不正行為を防止するために罰則を設けることには効果がないとのこと。

テストステロンは闘争心などとも関係の深いホルモンですが、過去の研究では、報酬を個人にではなくグループ全体に与えた場合には、テストステロンの影響を受けないことが分かっています。

また、コルチゾールは、ヨガや瞑想、エクササイズなどを行いストレスを和らげることによって分泌量を少なくすることが可能です。

詐欺事件や不正行為というのは、ストレスの多い社会の象徴でもあります。少しでもストレスが減り、不正のない世の中になってほしいものですね。

参考:
What makes us cheat? HORMONES: People with high levels of certain chemicals 'are more likely to behave badly'
http://www.dailymail.co.uk/health/article-3178947/What-makes-cheat-HORMONES-People-high-levels-certain-chemicals-likely-behave-badly.html

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