松尾貴史 最近のリポーターに言及。「“私は”を連呼する前に事件を伝えて」

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辛口のコメントをする松尾貴史が7日に放送された「快傑えみちゃんねる」(関西テレビ)に出演。最近のリポーターや司会者の言葉使いに言及した。

上沼から「無駄がない。デートするなら最高。歴史とか全部知っている」と持ち上げられたものの、「でも夫にするとしんどい。(歴史は)必要のない話」とピシャリ。

松尾も自分で「まっすぐものを見られない。重箱の隅をつつくようなところ。横から見てもイヤな奴やなと思われていると思う」と自分分析。

その松尾が最近テレビを見ていて、イヤだと思うことがあるそうだ。それが事件現場のリポーターや司会者。

「自分の役割を果たしてはいる。けど、ものすごく"私"って言うんです。"私は"と自分の話が多い。たとえば、事件現場で"私は今"という、そうなるとあんたなんかどうでもいいから事件のことを教えてとなる。"私は今事件現場に立っています"、"私の後ろにある山は…"とか、"私""私""私"と聞くとイライラして、被害者とか加害者とか犯人よりも"私"の方がたくさん出てくる。どんなリポートやねん」と苦言を呈した。

さらに「テンションが高いとか言うけど、テンションは緊張という意味」と言って、スタジオ内からは「こまか…」との声があがり、上沼も顔をゆがめ、「勉強になるけど浸透しているのでいいと思う。言葉というのは発展して変わっていい」と反論。

「僕もいいと思います。言葉は生き物ですから、変化、進化して当たりまえ」と松尾は言いながらも、「みんなが話している間にじわじわ変わっていって、進化するのはいいけど、テレビは視聴率高くて全国放送だったら、2400万人が見てしまう。それでいっぺんに言葉がガラッとニュアンスを変えていいという権利が与えられた覚えはない」と強く発言し、スタジオ内から拍手が起こった。

また、「コーヒーになりますって言われて"いつ?"って聞いたことがあります」と言うと、上沼が「イヤな客」と言って大爆笑。

日本語の乱れは今、始まったことではない。松尾はナレーターなどをしているために、言葉には過剰に反応してしまうそうだ。

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