体内の寄生虫は健康に不可欠だった? 米研究で解明 (2/2ページ)

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■ 寄生虫を持つラットが見せた反応とは

今回、チームは体内に寄生虫を持つラットと持たないラットの2つのグループに分け、細菌に感染させた。すると、ワーム群のラットはサイトカインの過剰な生産によるダメージを回避することができたという。研究の中心メンバーStaci Bilbo氏は「脳内における同様の免疫の反応は見たことがない」と話している。

次の実験では、寄生虫を持たない2つのグループのラットを準備。食事や運動などの生活の条件、遺伝上の条件は同一ながら、片方のは親がサナダムシを持っていた点が異なった。両グループに大腸菌を注入すると、この場合も親が寄生虫を持っていたラット群はもう片方とは異なる反応を見せたとのことだ。

これまで知られていなかった、消化管内の寄生虫の役割を解き明かしつつある研究。人間の病気への応用も期待できる分野なだけに、さらなる研究を待ちたいところだ。

【参考】

※ Gut Worms Protect Babies’ Brains From Inflammation – Duke Today

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