季節によって色の見え方が変わる!?脳は自動的に色相を調整することが判明(英研究) (2/2ページ)

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出典: karapaia

視覚はこうした変化を差し引いており、その結果として黄色の見え方が変わるようだ。ある意味、テレビのカラーバランスが変化しているようなものだ。

夏のユニーク黄の見え方は短波長寄り、つまりより黄緑っぽく見えるようになる。これは夏に緑の光が増えたために、目の中にある中波長感受性錐体からL-M反対色処理経路への入力を減らすからだ(M錐体は、中波長光に最も敏感で、緑色の増加に強く影響を受ける)。反対に、冬ではより長波長寄り、つまり赤みを帯びた黄色に見える。

出典: karapaia

ウェルボーン博士によれば、L-M反対色処理経路はユニーク黄の見え方の主因であり、そこへの入力の強度が変わることで、ユニーク黄の色合いが変わるのだそうだ。

研究では、67名の男女に暗い部屋の中で色彩計を使い、ユニーク黄を認識するまでダイヤルを回してもらった。これを冬と夏に行うことで、季節によるユニーク黄の差異を観察した。

本研究は、環境の自然な変化が色の認識に影響していることを明らかにした初めてのものだ。視覚処理の仕組みの理解が進むことで、視覚障害の診断と治療に役立つようになるだろう。

via:york.ac.uk
原文翻訳:hiroching

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