給料上がっても仕事のモチベーションは上がらないことが明らかに (2/2ページ)
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しかしその上で成果に合わせた報酬を与えると、なんとおもしろい作業へのモチベーションが25%も下がってしまうことがわかったのでした。
さらにこの報酬が、「現金などの触れられるもの」「予測できるもの」「あらかじめいくらもらえるのかわかっている場合」だったとき、モチベーションの低下は35%にも及びました。
仕事にやりがいを感じている場合、お金はモチベーションを下げてしまうのです。
なお、つまらない作業の場合は報酬は有効で、モチベーションが上がったそうです。
■やりがいのために働く人のほうがやる気
別な研究では、実際にアメリカで公務員として働いている20万人のデータを分析しています。
すると、働く理由が「お金などの報酬」の人より、「やりがい」の人のほうが3倍も仕事に対するモチベーションが高いことがわかりました。報酬へのこだわりとやりがいは反比例しているようです。
報酬にあまり興味がない人は仕事にやりがいを感じていることが多く、報酬にこだわる人は仕事にあまりやりがいを感じていないことがわかったのです。当然やりがいを感じている人はモチベーションが高く、そうでない人はモチベーションが低いため、その差は3倍も開いてしまいました。
もともと仕事が嫌いなのか、収入にこだわるあまり仕事がやりたくなくなっているのかは明確ではありませんが、お金にこだわり過ぎるのはよくないようです。
■給料よりも楽しく仕事ができるようにしよう
社員のモチベーションを上げたいなら、報酬を増やすのは有効ではありません。それよりも、その仕事を楽しめるように指導するほうがいいようです。仕事におもしろいポイントを見つけ、楽しく仕事ができるように導くのがいちばんの近道です。
働く側としても、給料や結果を楽しみにするよりも、仕事そのものを楽しめるように、考え方を変えたほうが毎日楽しく過ごせそうです。
誰しも働かなくては生きていけません。人は人生のほとんどの時間を会社で過ごしている、という話もあります。どうせ働くなら、やりがいを見つけて、楽しく働きましょう!
(文/スケルトンワークス)
【参考】
※Does Money Really Affect Motivation? A Review of the Research―Harvard Business Review