テレビやゲーム禁止は効果ある?増える子どもの学習時間は3分弱 (2/2ページ)
■テレビやゲームは1日1時間程度なら問題なし
そうなると気になるのは、どれくらいのテレビ視聴やゲーム使用なら無害なのだろうかということ。
ところが、1日に1時間程度のテレビ視聴やゲーム使用が子どもの発達に与える影響は、まったくテレビを観ない・ゲームをしないのと変わらないことが示されたのだとか。
とはいえ、1日2時間を超えると、子どもの発達や学習時間への負の影響が飛躍的に大きくなることも明らかになっているそうです。
だとすれば、子どもが1日1時間程度、テレビを観たりゲームをしたりすることで息抜きをするのは、決して悪いことではないということになります。だから、罪悪感を持つ必要はないわけです。
「『テレビやゲームは有害だ』というのは、その昔『ロックンロールを聞くと不良になる』といわれたのと同様、単に人々の直感的な思い込みを強く反映した時代遅れのドグマにすぎないのです」
著者のこのことばには、なんだか強い説得力があるように思えます。
(文/印南敦史)
【参考】
※中室牧子(2015)『「学力」の経済学』ディスカヴァー・トゥエンティワン