こんなに違う! 日本と海外のカップル事情「欧州では籍を入れなくても同棲するカップルが多い」 (2/2ページ)
そのため、結婚をしていないカップルの場合、そもそもそういう(お堅い場に)出て行かなかったり、もし紹介をするときはどういう言い方をすればいいのか迷ったりすることも多いようです。結婚をしていたら女性は「妻」ですが、籍を入れていないカップルの場合、「恋人」「彼女」「パートナー」などいろいろな言い方がありますよね。その言い方が場合によってはヨーロッパほど、すんなりとは受け入れられない印象です。
前述のドイツに関しては、結婚していないけれど長年連れ添っているカップルの場合、相手のことを、パートナーを意味する「Partner(女性の場合はPartnerin)」、または「Lebensgefährte(女性の場合はLebensgefährtin。直訳は「交際相手」ですが「人生を共にするパートナー」の意味合いが強い)」と言いますが、日本との違いは、フォーマルな場においてもこれらの言葉が頻繁に使われることですね。
長く付き合い籍を入れずに同棲をすることがいいのか、それとも結婚がいいのか。それは各自の考え方によるところも大きいですが、ヨーロッパのほうが長年同棲しているカップルが多いこと、そして同棲していないカップルに「同棲したら?」と薦める人が多いところを見ると、やはり日本とヨーロッパでは結婚や同棲に関する考え方がかなり違うことが伺えるのでした。
サンドラ・ヘフェリン
プロフィール/ドイツ・ミュンヘン出身。日本歴17年。日本語とドイツ語の両方が母国語。自身が日独ハーフであることから、「ハーフといじめ問題」「バイリンガル教育について」など、「多文化共生」をテーマに執筆活動をしている。