ウェブとリアルの垣根がなくなる…アーバンリサーチ「ネットで見てから店舗で取り置き」できるサービス開始
オンラインショッピングでだらだらと商品ページを見て、購入するかどうか迷った挙げ句、いつの間にか在庫切れになってしまったという経験はないだろうか。特にセール時期などは商品の回転が速く、売り切れ状態になってしまうこともしばしばあるかと思う。
そんな悩みを解決しようとしているのが、アパレルブランドのアーバンリサーチだ。
■ 24時間体制で「お取り置き」が可能に
『アーバンリサーチ』が導入したのは、オンラインストアで見つけた商品を、24時間いつでもリアル店舗に取り置きができるサービスだ。
取り置きした商品は、店舗で可能な全ての決済方法を使うことによって受け取りが可能となっている。
使い方は、商品ページにある『取り置き申し込み』をクリックするだけ。その後在庫有無についての『店舗取り置き結果』がメールで届く。


メールに記載された期間内に、店舗に行くことによって商品の確認ができる。なお期間が過ぎると取り置きはキャンセルとなる仕組み。

クレジットカード決済に抵抗がある方でも、この方法ならば店舗で代引き手数料がかかることなく、現金で支払いできるので利便性を感じることだろう。
■ ECの強みを活かしたサービス戦略
『アーバンリサーチ』は数あるセレクトショップの中でも、ECでの売上高が20%を越える特異なブランドである。
世間では、店舗で商品を見てネットで買う『ショールーミング』が懸念されているものの、その逆のネットで服を見てから店舗に買いに来る『ウェブルーミング』の顧客も多いという。今回の取り置きサービスは『ウェブルーミング』をした顧客のニーズを反映させたものと言えよう。
現在はオンラインストアの会員限定で、かつ取り置きが利用できる店舗は、東京スカイツリータウン・ソラマチ店、渋谷店、ルクア大阪店など8店舗に限られているので、まだまだ実験段階であると言える。しかし、取り置きの売上高が伸びれば、更に利用可能な店舗の拡大は考えられるだろう。
“ウェブ”と“リアル”の垣根がなくなることによって、よりショッピングが快適になることが予想される。
【参考・画像】
※ URBAN RESEARCH ONLINE STOREにて店舗お取り置きサービス開始 – PR TIMES
※ 【トップに聞く】創業40年アーバンリサーチ 竹村幸造「挑戦し続ける会社が生き残る」 – Fashionsnap.com