【冴え女シリーズ(4)】[真面目すぎるサラリーマンの恋]2話(前半)「が、頑張ってみます!」 (2/3ページ)
自分でも何とかしなきゃとは思ってるんですけどね」
吉田「あんま意識しないほうがいいかもな」
浅野「そうでしょうか?」
吉田「もっと別の側面から変えていったほうがいいかもな、お前の場合は」
浅野「はぁ」
吉田「悩み事ってのは意識してるとより悪化しちゃうもんなんだって」
浅野「な、なるほど」
吉田「何事も適度に考え、適度に考えないのが上手くいくコツ」
浅野「が、頑張ってみます!」
吉田「先輩からのアドバイスだ」
浅野「ありがとうございます」
吉田「おう!じゃあとりあえず浅野はウーロン茶な」
浅野「はい」
吉田「了解、おっちゃーん!ウーロン茶1つと生のジョッキ1つ!」
浅野「吉田先輩はこのお店によく来られるんですか?」
吉田「そうだな、時々飲みにな」
浅野「なんか店の外見と中がだいぶイメージ違うんですね」
吉田「あぁ、前はここの爺さんが店やってたんだけどな、今のおっちゃんが店継いで、内装だけキレイに改装したみたいなんだよ」
浅野「へーそうなんですねー。なんかお洒落ですね」
吉田「まぁ内装はキレイになったけど、来る客も爺さんの頃からの常連ばっかりだからさわがしいんだけどな」
浅野「はは、でも俺そういう雰囲気の店好きです」
吉田「この店な、実は私も先輩に教えてもらったんだよ」
浅野「そうなんですか?」
吉田「そうだな、ちょうど入社して今の浅野くらいのときかな?私より3つ上の女の先輩がいてな」
浅野「はい」
吉田「もう超がつくほど仕事ができる人で、愛嬌もあって、部署では神的な存在のスーパーOLだった」
浅野「そ、そんなすごい先輩がいたんですか」
吉田「で、私が一回仕事で大きなミスしてすごい落ち込んでな」
浅野「先輩が仕事でミスを!?」
吉田「そりゃ、私も入社した頃は失敗ばっかりだったよ。