2~3歳児のママは要注意!子どもの手のひらで「完全に踊らされている大人」3パターン
この間まで“可愛い赤ちゃん”と思っていた我が子。でも成長と共に言葉も増え、知恵がつき、“自分の望みを叶えるためにはどう大人に接すればよいか”がわかるようになってきます。
それは人として喜ばしい成長ではありますが、一歩間違えると親が子どもに振り回されている状態になります。
そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が、子どもの手のひらで踊らされない秘策について事例をもとにお話ししたいと思います。
■子どもの手のひらで踊らされている大人の事例3つ
(1)好き勝手な行動をとる保育園児の担任
某保育園での風景。
担任は先生としての威厳、オーラのないいわゆる“お友達先生”“お母さん先生”。子どもに優しいのは良いのですが、子ども達から甘く見られ、舐められてしまっています。
ある日、好き勝手な行動をとる子ども達にどうしようもなくなって、頭に血が上った先生はヒステリックにこう叫びました。
「3回同じことをしたらお部屋から出て行ってもらいます!」
すると、子ども達はお友達を2回突き飛ばし、画用紙を2回破り、机の上に2回乗りました。
先生が「なんでそんなに騒ぐの!いい加減にしなさい!」と叱ったとき子どもが放った一言。
「まだ、2回ずつしか悪いことしていないよ」
完全に子どもにコントロールされている担任でした。
(2)スーパーで地べた泣きをされるママ
スーパーで子どもとお買い物をした時のこと。
お菓子を目にした子どもが「買って買って」と大騒ぎ。
出かける前に「お菓子買わないからね」と約束しても、目に映る甘い誘惑に負けてその場で駄々をこねます。
ママは周りの目が気になってしまい、「じゃあ、今日だけ特別よ。ひとつだけ買ってあげるからもう泣かないの。」と言って自らの約束を撤回してしまいます。
これを覚えた子どもは、次回からはお菓子を買ってもらうまで更に大きな声で叫ぶようになりました。泣き声も、毎回バージョンアップしていきます。
完全に親が子どもの手のひらで踊らされてしまっている状態です。
(3)夕方の公園で帰宅をしぶられているママ
ある夕方の公園での光景。
「そろそろ帰ろう」とママが言いました。でも、子どもは「まだ遊びたい」と言うことをききません。
「じゃあ、時計の針が5になるまでね。あと10分だけね」と親は譲歩します。
5時になりました。「まだ帰らない」と叫ぶ子ども。
ずるずると時間は過ぎ、夕飯の支度をする時間がなくなってしまい、ママは仕方なく駅前のマックへ向かいます。
この日の夕飯メニューはマクドナルドとなりました。子どもは「やったマックだあ」と大喜びです。
次からどうなるか分かりますよね?
■子どもの言いなりにならないためには?
子どもは何とか自分の思いを叶えようとあれこれ頭を捻ります。駄々をこねたり、泣き叫んだりすることで親に交渉しているのです。
子どもの意志を一切受け入れずコントロールしようとするのもよくありませんが、こういった子どもの言いなりになるのもどうでしょうか。親の態度を通じて他人に対しても駆け引きをするようになってしまいます。
一度子どもに言ったことは親としてきちんと最後まで通し、親の態度をもって子どもへ約束を守ることの大切さやルールを教えましょう。
2~3歳くらいになると自己主張が多くなり我がままが目立ってくる時期ですが、この時期の特性を捉えた上でママがブレずにきちんとしつけをすることで、小学校に入学する頃までに主張が通用すること、しないことの差が理解できるようになっていきます。
いかがでしたか?
小学校に入学して頭はいいのだけれど素直ではない態度の子がいます。保育園や幼稚園の時期に親の態度を通じて“大人は自分の思うままコントロールできる”という経験を多く積み、勘違いしてしまっているのです。
何か注意される度に「だって○○だから」とあれこれ言い訳をしたり、自分の思いを通すために交渉したり。
でも、これって担任が一番嫌がるタイプの生徒なんですよ。
親が子どもの言いなりになってご機嫌取りをするような態度をとることで一番、損をするのは子どもだということを頭に入れておきましょう。