やはり最強はアノ男!? 元ヤン有名人格付けランキング![男編]

日刊大衆

やはり最強はアノ男!? 元ヤン有名人格付けランキング![男編]

断言しよう。芸能界ほど元ヤンの多い業界は、男ならば建設業や運送業(とヤクザ)、女なら水商売(と極妻)をのぞいて他にない。

しかし、注意が必要である。芸の道は虚実皮膜、ホンモノとニセモノが入り交じる芸能界。ガチヤンキーなのに今は更生して武勇伝など語らない者もいれば、ヤンキー出身を売りにするビジネスヤンキーも存在する玉石混淆な業界。ならば誰がリアルで誰がフェイクか、メンチ切って真実を仕分けようじゃないか!

横綱 宇梶剛士
大関 赤井秀和
関脇 バッドボーイズ佐田
小結 つまみ枝豆
小結 浜田雅功
前頭筆頭 ウド鈴木
前頭一枚目 辰吉丈一郎
前頭二枚目 哀川翔
前頭三枚目 井原剛志
前頭四枚目 木村一八
前頭五枚目 保坂尚希
前頭六枚目 薬師寺保栄
前頭七枚目 氷室京介
前頭八枚目 若旦那
前頭九枚目 綾小路翔
前頭十枚目 GACKT
前頭十一枚目 布袋寅泰
前頭十二枚目 諸星和己
前頭十三枚目 中居正広
前頭十四枚目 島田紳助
前頭十五枚目 的場浩司
前頭十六枚目 亀田3兄弟
十両以下 押尾学 品川祐


芸能界広しと言っても、誰もが認めるホンモノと言えば宇梶剛士である。

今や渋味あふれる名脇役、数々のドラマやCMで見せるコミカルな演技でお茶の間に愛されているが、青春時代は荒れに荒れた暴走族の総長だったことはよく知られている。なにせ当時日本最大といわれた「ブラックエンペラー」の三多摩地区支部長にして7代目名誉総長。ヤンキーデビューは高校1年と遅咲きにもかかわらず、プロを嘱望されたほどの実力という野球で培った身体能力でバッタバッタと対抗勢力を叩き潰し、またたくまに2000人を擁するチームのトップにのぼりつめ、地元・多摩地区ではレジェンドになっている。

暴走族出身といえば福岡で200人を越すチーム「幻影」を束ねていたバッドボーイズ・佐田も有名だが、意外なところではウド鈴木も元暴走族、しかも特攻隊長(!?)という過去を持つ。180センチ近いガタイに柔道黒帯とステゴロも芸能界最強レベルであり、ふだんはあんなんでもキレたらヤバい芸能人の代表格である。
先輩の出川哲朗が渋谷でチーマーに絡まれた時、「オマエら命張れる覚悟あんのか?」と退散させたエピソードはあまりにも有名だ。

だが腕っぷしで言うならやはりこの人、赤井英和である。元日本ランカーのボクサーでもあるが、そのステゴロ伝説は大阪・西成では知らぬ者のいないほどのレジェンド。
電車でふんぞり返るヤンキーを見かけると「風紀が乱れとるなぁ!」と足を蹴ってまわったが、誰ひとり逆らえなかったというから恐ろしい……。

赤井だけでなく元ボクサーはトミーズ雅や辰吉丈一郎、薬師寺保栄などヤンキー出身者が多い。だが亀田3兄弟はどうだ? ヤンキーキャラで世界チャンプに仕立て上げられたものの、リング上でプロレスまがいの反則技をしかけて資格剥奪、現在も日本ボクシング協会から除名され国内では試合できない開店休業状態。いくらツッパっても礼儀正しいのが正統派ヤンキーの流儀だとするなら、亀田ファミリーはまだまだ修行が足りないと言うほかない。

元ヤンは意外なことにアイドルの中にも多い。SMAPのリーダーは中居くんが湘南のヤンキーだったことは本人も公言しているが、ジャニーズには上がいる。
元光GENJIの諸星和己もその一人。紅白の楽屋で先輩の少年隊・植草克秀と取っ組み合いを演じるなど、ジャニー喜多川に「少年ヤクザ」と評されたそのヤンチャぶりも魅力の一端だろう。

その諸星と一緒に六本木で多勢のチンピラに絡まれた時、
「お前は有名人だから車の中で待ってろ」と言いのこして一人ケンカに向かったのが哀川翔である。さすがのアニキっぷりだが、映画の主役デビューも「今、六本木で一番元気なのはだれだ」「哀川翔だろう」となったところから決まったという。

俳優界でのステゴロの強さで言えば、めぐまれない環境で育った伊原剛志や保坂尚希もその腕っぷしは有名である。また横山やすしの嫡男にして、タクシー運転手に暴行して脳挫傷を負わせた木村一八はもはや狂犬。反対に的場浩司には硬派な見た目に反して、地元埼玉ではたいした武勇伝はないことからビジネスヤンキー疑惑がかかっている。

音楽業界に目を移せば、現在ケンカ最強を謳われるのはGAKCTである。その経歴は謎に包まれているが、地元・沖縄では数々のヤンキー武勇伝が残されており、沖縄空手有段者。氷室京介も地元・群馬では有名な暴走族のメンバーであり、追っ手のパトカーをひっくり返すなどバリバリの武闘派だったとされる。その頃の氷室を、『BOOWY』メンバーだった布袋寅泰もこう振りかえっている。

「とりあえず極道ってイメージしかないからね。帝王ですよ。あの人がいたところはみんな『危ないから遠回りしよう』みたいな感じで(笑)」
その"帝王"氷室からの誘いが怖くてことわれずに『BOOWY』に加入したという布袋も武勇伝にはことかかない。というより、芸能界に入ってからは布袋のほうが狂犬ぶりをいかんなく発揮(しすぎ)。ミュージシャン仲間で作家の町田康に暴行を働いて書類送検されたり、高岡早紀をめぐる不倫騒動で保阪尚希とやりあったのも記憶に新しい。

若手ミュージシャンでは杉並出身で何かと名前が上がる湘南乃風・若旦那や、あえてツッパリを演じてるビジネスヤンキーのように見えて実は木更津でバリバリのヤンキーだった氣志團・綾小路翔もいる。そしてもう1人、最後まで残っている外せない大物がいる。島田紳助である。ヤンキー漫才でデビューした彼が、京都での青春時代ツッパリだったことは間違いない。

だが武闘派ではなくケンカの弱さをアタマの回転の早さでカバーする「アタマの切れるヤンキー」なのである。芸能界でも「弱きをくじき、強きにゴマする」その天才的なポジショントークでトップ司会者までのし上がったが、しだいに世間の反発をまねき、暴力団との密接交際を報じられて芸能界引退にいたった顚末は知ってのとおり。憎まれっ子が世にはばかれる時期はやはり短いのか!?

見事、十両以下にランキングされた押尾学やヤンキー作品を手がける品川祐にいたっては、もはやビジネスヤンキーとも呼べないただの経歴詐称とも言える。

よく「オレも昔ワルだったからなー」と吹聴する酒場のウザい上司はどこにでもいる。「弱い犬ほどよく吠える」のは、一般社会でも芸能界でも変わらない!?


改造制服にリーゼント、ハデにカスタムしたバイク……かつて、どこの街にもいた「ツッパリ」「ヤンキー」たち。そんな70~80年代の「伝説のワル」たちの武勇伝やおもしろエピソード、また現在の姿などもふくめて徹底取材し一挙出ししたムック「有名人101人のタブーなヤンキー 女ツッパリ マル秘伝説」(双葉社)。 今回の特集記事「誰が本物のヤンキーか!? 元ヤン芸能人格付けランキング!」のほかにも芸能人たちの成り上がり伝説を多数収録した「タブーなヤンキー101人」是非ご一読ください。


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