人間の体の60％は水分だと言われています。それほど人間にとって水は欠かすことのできないものであり、でもあります。普段は甘いジュースや炭酸飲料がおいしいと感じていても、「やっぱり水が一番だ！」と実感した瞬間を、社会人の男女に聞いてみました。

■体を動かした後の水
・夏、陸上の部活でずっと直射日光に当たりながら小一時間走っての休憩時間に飲んだ水は至高（男性／23歳／警備・メンテナンス）
・夏のサッカー合宿の休憩中に飲んだ冷水器の水が冷たくておいしかった（男性／31歳／運輸・倉庫）

汗で失われた水分を取り戻すべく飲む水の味は格別です。水道の蛇口を逆さにして飲んだ記憶が懐かしいですね。暑い夏はペットボトルに水を入れて凍らせて持っていったという人も多いのではないでしょうか。

■夏に感じる水のありがたみ
・真夏にやっと家に帰ってきて飲んだとき（女性／26歳／ホテル・旅行・アミューズメント）
・炎天下に徒歩での買い物から帰ってきたとき（女性／49歳／その他）

暑い夏、蜃気楼に揺れる道を歩いて、家に帰ってきたらまずは水を飲む！ 夏は水のありがたみを感じる季節です。水資源な日本に生まれたことを感謝せずにはいられません。

■水を飲んで生き返る
・中学生のころ、夏の暑い日に水を補給するタイミングがなく、やっとウォータークーラーの水が飲めたときはすごくおいしかった（女性／33歳／その他
・寝ているときに寝汗を沢山かいて朝起きたときの水道の水（男性／50歳以上／電機）

現在は危機管理の面からそのようなことは見受けられないかもしれませんが、一昔前は運動時に水分をとることを許さない部活が多くありました。一歩間違えば熱中症で命を落とすことにもなりかねませんが、ようやく飲めた水の味は忘れることができません。」

■これが最強においしい水だ！
・高校の部活の後に飲む水道水は何よりもおいしかった。水道水がおいしい地域だったこともある（男性／32歳／情報・IT）
・登山で山頂直下のわき水までたどり着いたとき、そこで飲む水はまるで甘露だった（男性／50歳以上／団体・公益法人・官公庁）

登山時の湧水の味は別格においしいという意見がたくさんありました。自然の水がおいしいのはもちろんですが、中には水道水がとてもおいしいという意見も。確かに水道水の味は地域によって特徴があるような気がします。

■やっぱり食事のおともは水
・ラーメン食ってるとき（男性／25歳／建設・土木）
・激辛料理を食べたとき（女性／35歳／情報・IT）

食事のときはジュースじゃないんです、水じゃなきゃダメなんです！ 特に辛い料理、熱い料理のときはなおさら水を欲するという人は多いでしょう。食事のときは、子供だった昔も大人になった今も、やっぱり水が一番です。

味はしないはずなのに、おいしいとかおいしくないとかわかってしまうのが水の不思議なところです。そのときのシチュエーションや自分の体調によって感じる水の味は変化します。からからの喉を潤す水はとてもおいしいものです。水分をしっかりととって、暑い夏を乗り切りましょう。

（ファナティック）

調査期間：2015/8月（フレッシャーズ調べ）
調査対象：社会人男女
有効回答件数：370件