【世界の出産リアル事情】日本とはこんなに違う!? 香港在住ライターが教える「香港の驚きの出産事情5つ」

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【世界の出産リアル事情】日本とはこんなに違う!? 香港在住ライターが教える「香港の驚きの出産事情5つ」

プレママのみなさん、自分の出産予定日に向けて妊婦生活を送っている中で、ふと「他の国の妊婦さんてどんな出産をするんだろう?」などと思ったりすることはありませんか。

最近では、雑誌やテレビなどで海外の出産事情が紹介されることが多くなってきていますが、ライフスタイルや価値観によって各国で出産のスタイルや制度が大きく異なることに驚かされます。

今回は同じアジア圏でありながら日本とは全く違う“香港の出産事情”を、香港在住の筆者がご紹介します。

■日本とはこんなに違う!? 香港の出産事情5つ

(1)香港の産休は「10週間」

香港女性は結婚や出産を機に退職するケースはほとんどなく、働き続けるというライフスタイルなので、産休は基本的に労働省で決められた10週間。出産予定日の2~4週間前から産休入りをし、生後約1か月半後で職場復帰するのが一般的です。

10週間の産休中、会社側は8割のお給料を支払う義務があり、また妊娠を理由に解雇をすることはできません。

会社によっては無給で産休を延期できる場合もありますが、お給料はでないのでそのような制度があっても利用しないママも。

(2)生後1か月半のベビーの面倒をみるのは“アマさん”

生後1か月半のベビーの面倒をみるのは“アマさん”とよばれる住み込みのお手伝いさんが行います。

多くのアマさんはフィリピンやインドネシア出身で、自国で数か月の研修後に来港するので、掃除・洗濯・お料理も作れる頼もしい存在。香港の中流家庭には住み込みのアマさんが暮らして産後のお世話をしてくれます。

(3)出産は 「帝王切開」、出産日時は「風水」で決定

妊婦さんは出産方法としては自然分娩、無痛分娩、帝王切開があるのですが、ポピュラーなのは出産の日時が選べる帝王切開。

香港では、いつ生まれるかわからない我が子の誕生を首長く待つよりも、風水でみてもらった日取りや良い時間帯に帝王切開で誕生させる“計画出産”の方がいいという考え方がほとんどです。

(4)「痛みに耐える出産」という発想がない

香港の出産は、“痛みに耐える”という発想もあまりなく、母親の身体にストレスの少ない硬膜外麻酔(エピデュラル)による無痛分娩が主流です。

普通の出産の場合は病院に泊まるのは1泊2日、または2泊3日なので早く回復する必要があるのです。

帝王切開や無痛分娩が主流なので麻酔師さんの腕は確かなのですが、麻酔師さんは大人気で多忙なので、確実に無痛分娩を希望する妊婦さんは出産を私立病院でし、麻酔師さんの予約をします。

(5)「公立病院 or 私立病院」の選択ができる

香港での出産は公立病院か私立病院かの選択ができ、妊娠が発覚して定期健診の時点から、それを公立病院で受けるかプライベートドクターで受けるか決めることができます。

私立病院での出産の場合は自分が選んだお医者さんに、出産の時だけ出産病院に来てもらうというシステムで健診はお医者さんのクリニックで行います。

私立病院での出産のメリットは、麻酔師さんの予約ができること。デメリットは高額なこと。いっぽうの公立病院は費用は私立に比べて安いものの、デメリットは麻酔師さんの予約ができないこと。麻酔師さんの優先順位が帝王切開からなので、無痛分娩を希望していても麻酔師さんを待っている間に赤ちゃんが産まれてしまうというケースもあるのです。

いかがでしたか?

同じアジアでもお国によって出産に対する考え方や制度がずいぶんと違うものですね。とはいえ、生まれてくる我が子を想う気持ちはどの国のママにも共通していることだと思います。

海外の出産事情を知ることで、ご自身なりの出産のあり方を客観的に考えてみるのもよいかもしれません。

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