電気自動車に朗報!「走行するだけで充電できる専用レーン」をイギリスで試験導入

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電気自動車に朗報!「走行するだけで充電できる専用レーン」をイギリスで試験導入

電気自動車(EV)の悩みの種はその航続距離。EVは“回生ブレーキ”により充電することが可能だが、高速走行時のような、高負荷運転の場合充電することができず、ずっと電気を使い続けるために、長距離移動が不得意だ。

その点、ハイブリッド車やレンジエクステンダー付きのEVは、エンジンで充電することができ、航続距離の心配はない。では、高速道路で走りながら充電できたらどうだろうか?

イギリスでその実証実験がはじまろうとしている。

■ まるでゲーム『F-ZERO』のようなリチャージレーン

名作レーシングゲーム『F-ZERO』を覚えているだろうか。F-1を越える未来のフォーミュラレーシングゲーム『F-ZERO』では、エネルギーをチャージする“チャージゾーン”が設けられ、その上を走るとエネルギーが充電されていた。今回、イギリスの高速道路でやろうとしていることはまさにこれである。

The UK is testing out roads that charge electric cars as they go – mashable.com

仕組みは比較的シンプルである。送電線から供給される電力を、サブステーションで変圧。AC-AC変換器から道路に埋め込まれたループコイルに電気を流し、電磁波として無線伝送するものだ。EV側には同じくコイルを設け、電磁誘導の仕組みにより電気に変換、この『EVリチャージレーン』上を走行するだけで充電できる。

米サンフランシスコでは、今も架線からパンタグラフ経由で電気をもらう、電車ならぬ電気バスが走行しているが、その無線版と考えればわかりやすいだろう。


■ 持続可能な社会を築くための挑戦

イギリスでは、この『EVリチャージレーン』を今年後半に設置、5年間で5億ポンドの予算を投じて実証実験を行うという。

この試みは世界初ではない。すでに韓国で12kmの『EVリチャージレーン』を設置、電気バスを充電する実験がなされている。これまでイギリスでは、電気バスを無線伝送により充電する実験を行っているが、これは停車する必要があった。今回の取り組みは走行中に充電できるものであり、この実証実験を通して、“持続可能な高速移動ネットワーク”を構築、世界をリードしようと考えている。

EVの進化とインフラの進化、今後の持続可能社会を構築するのには欠かせない両輪である。

【参考・画像】

※ Off road trials for “electric highways” technology – GOV.UK

※ The UK is testing out roads that charge electric cars as they go – mashable.com

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