踊りまくって酒池肉林!? 性と祭りの深~い関係 (2/3ページ)
そんな艶めいた歌に乗って男女が身振りで誘いあって、祭りの夜だけは、処女だろうが童貞だろうが、既婚者であろうが、セックスを楽しんでいたのだ。
そこでは容姿や貧富の差も関係なく、セックスをすることができたのだから、男女ともに年に1回の祭りを心待ちにしていたに違いない。
もちろん、そこには子孫を繁栄させ労働力を増やし、村などの共同体を栄えさせていく意味もあった。現在に、こんな風習が残っていたら、少子化や高齢童貞、処女問題も解決できたはずだ。
しかし、残念ながら明治の頃に、西洋化が進む中で、”世界に恥をさらす未開な風習”として、盆踊り禁止令が次々と発令。以降は盆踊りが警察の取締りの対象となったケースも少なくない。そのため、見知らぬ男女が出会い、大っぴらに乱交するような盆踊りは次第に廃れていった。
ただ、21世紀の現代においても、祭りはやはり貴重な男女の出会いの場だ。おめかしして出かけて、ナンパしたり、そのままセックスしたりする若者が多いのは、日本人のDNAには往時の祭りの感覚が根付いているからかもしれない。
実は8月にG県で行われる「Gおどり」は、そんな昔の祭りの雰囲気が色濃く残っているという。この祭りは4日間にわたって行われる「徹夜おどり」が名物で、これは「見るおどり」ではなく「踊るおどり」といわれ、祭りの期間中は観光客も地元の人も皆が巨大な輪になって朝まで踊り続ける奇祭だ。
参加した人によれば、無心に踊っているうちにトランス状態になり、他の参加者との一体感を深く感じるという。そして、もちろん、魅力的な異性がいればすぐに親しくなり、すぐにセックスに至ってしまうことも少なくないそうだ。