天気予報のあの単語の意味ってどうなってるの?
天気予報を聞いていて、「この言葉はどんな意味なの?」と疑問に思った言葉はありませんか? 例えば天気の移り変わりでよく聞く「一時」や「時々」といった言葉。どちらも同じように思えますが、実は意味が違ったりします。今回は、そんな天気予報で耳にする言葉の意味を紹介します。
■時間に関する用語
●「一時」
⇒「現象が連続的に起こり、その現象の発現期間が予報期間の1/4未満のとき」
●「時々」
⇒「現象が断続的に起こり、その現象の発現期間の合計時間が予報期間の1/2未満のとき」
冒頭で挙げた「一時」と「時々」はそれぞれこうした意味になっています。例えば「時々雨」と「一時雨」では、一時の方が雨になるかもしれない期間が短いということですね。
●「未明」
⇒「午前0時から午前3時頃まで」
こちらも天気予報でよく聞く言葉です。ちなみに「午前3時頃から午前6時頃まで」は、「明け方」と表現されます。他にも「朝」は「午前6時頃から午前9時頃まで」などと、天気予報の時間の区分は3時間区切りになっています。
■雨や風の強さに関する用語
●「やや強い雨」
⇒「1時間に10mm以上20mm未満の雨」
●「強い雨」
⇒「1時間に20mm以上30mm未満の雨」
●「激しい雨」
⇒「1時間に30mm以上50mm未満の雨」
●「非常に激しい雨」
⇒「1時間に50mm以上80mm未満の雨」
●「猛烈な雨」
⇒「1時間に80mm以上の雨」
雨に関してはこの5つがあります。台風や近年増えている局地的な豪雨のときなどは「猛烈な雨」や「非常に激しい雨」といった言葉をよく聞きますね。
●「やや強い風」
⇒「風速が10m/s以上15m/s未満の風」
●「強い風」
⇒「風速が15m/s以上20m/s未満の風」
●「非常に強い風」
⇒「風速が20m/s以上30m/s未満の風」
●「猛烈な風」
⇒「風速がおよそ30m/s以上、または最大瞬間風速が50m/s以上の風」
天気予報の中では風の強さごとに使い分けがされています。こちらも台風が接近した際によく聞くことがある用語ばかりです。
■台風に関する用語
●「台風」
⇒「北西太平洋に存在する熱帯低気圧のうち、低気圧域内の最大風速がおよそ17m/s(34ノット、風力8)以上のもの」
●「強い台風」
⇒「33m/s(64ノット)以上 44m/s(85ノット)未満」
●「非常に強い台風」
⇒「44m/s(85ノット)以上 54m/s(105ノット)未満」
●「猛烈な台風」
⇒「54m/s(105ノット)以上のもの」
●「台風の上陸」
⇒「台風の中心が北海道・本州・四国・九州の海岸に達した場合を言う」
台風に関してはこうした用語と意味があります。「台風の上陸」については、「中心が達したこと」と知らなかった人もいるでしょう。
気象庁では、こうした天気予報に用いる言葉やその意味を定めています。用語は、気象庁のHPの「天気予報等で用いる用語」にまとめられています。他にも細かい用語の定義なども掲載されているので、気になる人は一度見てみてください。
参考:気象庁「天気予報等で用いる用語」
⇒http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/mokuji.html
(中田ボンベ@dcp)